「30分400円~」でガソリン代込み

カーシェア付き賃貸マンション人気

2012.12.20 THU


自宅マンションで手軽に借りることができるのがカーシェアリング付き賃貸の魅力。マイカー気分で使えてお出かけ頻度も高まる!? イラスト/牧野良幸
近年、普及が進んでいる「カーシェアリング」。最近では、入居者向けのオプションとして導入する賃貸マンションも登場し、好評を博している。

「UR都市機構では、首都圏を中心に12団地でオリックスのカーシェアリングステーションを導入しました。団地内に設置した1~3台の車を、住民が自由に使えます。会員登録料1000円や月額基本料2000円×当初2カ月分も、入居者ならかかりません」(UR都市機構・担当者)

お得な割引があるだけでなく、自宅マンションの駐車場からさっと出発できるのはかなり便利。予約も簡単で、パソコンやスマホから使いたい時間帯を選び、当日は車のカードリーダーに会員用ICカードをかざすだけだ。30分400円~などの利用料にはガソリン代も含まれているうえ、足りなくなったときには備え付けの給油カードが無料で使えるという。レンタカーと違って、返却時にガソリンを満タンにする必要もない。だが、シングル用物件では意外に普及率が伸び悩んでいるとか…。

「成功しているのはファミリー層向けや大規模物件が主流。管理会社や大家さんが“入居促進策”としてカーシェアのコストを一部肩代わりしている場合、利用率が上がらない一部の中小規模やシングル向けの物件では、サービスを打ち切るケースもみられます。車にかかる維持費を考えればカーシェアは断然お得なのですが、利用料を高く感じてしまうユーザーが多いのも一因でしょう」

と、教えてくれたのは住宅情報サイト「SUUМО」の池本洋一編集長。休日に需要が集中するため、使いたいときに限って予約がいっぱいなんてこともあるそう。ただ、荷物運びやドライブデートなどで重宝するので、今住んでいるマンションにあればうれしい人は多いはず。課題はあるにせよ、今後の定着に期待したいところだ。
(菅原さくら/アバンギャルド)


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