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通販で済む? コミケの必要性議論

2012.12.26 WED

噂のネット事件簿


コミックマーケットの公式サイト。コミケといえば、萌え系のイラストというイメージが強いかもしれないが、公式サイトではイラストなどは使われておらず、かなりシンプルな作りとなっている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
アニメファン、マンガファン、ゲームファンなどにとって、年末恒例の行事といえばコミックマーケット、通称コミケだ。世界最大の同人誌即売会として40年近い歴史を持つコミケは、様々なサークルが参加し、それぞれが作った同人誌を販売するイベント。毎回3日間で50万人以上が来場し、今年の年末も12月29日から31日の3日間に東京ビッグサイトで行われる。

今年は、コミックマーケット準備会のもとに、マンガ『黒子のバスケ』のサークルを参加させないことを求める脅迫状が届いたため、『黒子のバスケ』関連サークルの参加ならびに『黒子のバスケ』関連の同人誌やグッズの頒布の自粛が決定した。物騒な脅迫行為にファンたちも心配だろうが、一方で2ちゃんねるでは「同人誌販売ってコミケでやる意味あんの?ネット通販とかにすればあんな密集しなくて済むだろ」というスレッドが立ち、その存在意義について議論されている。

たしかに、ネット通販を利用すれば、より多くのファンに同人誌を販売できる。また、地方に住んでいて、コミケに行けないというファンもいるだろうし、大混雑が嫌でコミケの会場に行きたくないという人もいるだろう。単純に同人誌を販売するというだけなら、ネット通販の方が便利だといえるが、実際はそうでもないようだ。件のスレッドではこんな意見が寄せられている。

「コミケはでっけーオフ会なんだよ」
「趣味ってのは非効率を楽しむものだからね」
「お祭りみたいなもんだろ
イベントやらなんやら人の活気もあわさってごった煮感が良いというか」(原文ママ)
「あれはぶっちゃけ売る人同士もしくは売る人⇔買う人の交流メイン」
「あのお祭りの雰囲気がないと
なかなか買ってくれねえと思うので」

つまり、ファン同士の交流が大きな目的であり、同人誌を販売・購入するためだけに、あれだけの人が集まっているというわけではないのだ。いくらネット通販が一般的な存在になったとしても、ファンたちがリアルな交流の場を求める限り、コミケは続いていくのだろう。

ちなみに、今回は脅迫騒動を受けて、手荷物検査を実施するなど、警備態勢を強化するとのこと。安全にコミケが成功することを願うばかりだ。

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