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漫画サンデー休刊決定に寂しさ募る

2013.01.15 TUE

噂のネット事件簿


休刊が決まった『漫画サンデー』。後継誌の予定はなく、多くの連載作品は最終号で完結。未完の作品の今後は未定だという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
実業之日本社から刊行されている漫画誌『漫画サンデー』が、2月19日発売の通巻2795号をもって休刊となることが明らかになった。

幼年誌、少女誌、少年誌、青年誌など、ターゲットとなる読者層によってカテゴリー分けされる漫画誌だが、そのなかでも『漫画サンデー』は、比較的年齢層が高い読者に向けられた“オヤジ系漫画誌”といった存在。創刊は1959年で、もともとは週刊誌だったが、2012年6月から月2回刊行となった。

ドラマ・映画化もされた『静かなるドン』、深夜ドラマも人気だった『湯けむりスナイパー』、『笑ゥせぇるすまん』の原作となる『黒ィせぇるすまん』などが連載された『漫画サンデー』。長らく看板作品だった『静かなるドン』が、2012年の12月で連載終了し、その直後の休刊ということになる。

長い歴史を持つオヤジ系漫画誌の休刊にネット住民たちも寂しさを感じているようだ。2ちゃんねるの「【漫画】『漫画サンデー』 2月19日発売号で休刊 通巻2795号」というスレッドでは、

「ついに来たか…」
「えええ 終わっちゃうのか」
「オレの『蒼太の包丁』はどーなんだよ!!」

などの声が聞こえてくる。それ以外にも、

「静かなるドンが終わったからか?」
「話は逆で、マンサンを畳むからドンを終わらせたんだろう」

と、『静かなるドン』の連載終了と『漫画サンデー』休刊の関係を想像するネット住民も多かった。さらには、こんなやり取りも。

「ごめんなさい
大人になったらいつかこういうマンガ読まないといけないんだろうなと思ってたけど
いまだにジャンプの方が面白いです」
「(編集部補足:上記書き込みに対して)そういう世代がどんどん30代、40代になっていってるから
『オヤジマンガ』というジャンルは衰退していくんだろうな
中年ジャンプ化しているゴラクだけは生き残りそうだが」

「ゴラク」とは、同じく“オヤジ系漫画誌”の『週刊漫画ゴラク』のこと。近年『週刊漫画ゴラク』では、高橋陽一、宮下あきら、高橋よしひろなど、過去に『週刊少年ジャンプ』で連載していた大物漫画家たちの新作が多数掲載されており、そういう意味で“中年ジャンプ”や“オヤジ版ジャンプ”と呼ばれることが多い。

少年ジャンプの黄金期と呼ばれた80年代から90年代初頭に小学生だった子供たちが、いま30代から40代の“オヤジ世代”になっていることを考えると、昔ながらの“オヤジ系漫画誌”よりも“中年ジャンプ”のほうが好まれるのも仕方ないだろう。『漫画サンデー』の休刊は、オーソドックスな“オヤジ系漫画誌”の危機的状況を象徴する出来事なのかもしれない。

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