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マイナンバー ネットでは高支持?

2013.02.06 WED

噂のネット事件簿


2010年あたりから盛んに議論が重ねられてきたマイナンバー制度。2011年から2012年にかけては全国47都道府県で、政府の番号制度創設推進本部主催の「マイナンバーシンポジウム」が開催された ※この画像はサイトのスクリーンショットです
税や社会保障に関する情報を一元化するために、国民一人ひとりに個別の番号を割り振る「マイナンバー制度」。昨年、野田内閣は同制度導入に必要な「マイナンバー法案」を国会に提出し、協議が進められていたが、年末の解散総選挙によって廃案になっていた。そんななか、政府・自民党が「マイナンバー法案」を来月にも国会に提出する見込みであると、NHKが報じた。法案は野田内閣のものとほぼ同じ内容で、成立に向け、民主党や公明党に協力を呼びかけているという。

これまで、国民を「マイナンバー」という“番号”で管理すること対して、様々な議論が重ねられてきたが、今回の法案提出で、いよいよ制度化に現実味が帯びてきたという状況だ。実際に“番号”で管理される側のネット住民たちはどんな印象を抱いているのだろうか。2ちゃんねるの「国民一人一人に番号を割りふる『共通番号制度(いわゆるマイナンバー)』、来月にも提出へ」というスレッドでは、こんな意見が寄せられている。

「真っ当に生活している人には便利になって良いと思う
反対してる人は後ろめたい部分があるんだろうね」
「(上記意見に対し)そういうあんたみたいのが犯罪に巻き込まれる可能性が高まるね
セキュリティの問題がどうしても残るからね」
「一元管理するとクラッカー(編集部注:悪意を持ってハッキングをする人のこと)がやりたい放題になるので情報は分散しといたほうが良い」
「一番のメリットは管理コストを低減することができるかもしれないこと。
デメリットは導入費用が高くなり低減分をペイできないかもしれないこと。
要するに試算を出してみるまでわからない」
「いいんじゃね?
社会保障ということで、
●病歴(健康保険分野)
●逮捕歴(社会安全保障分野)
●職歴も(雇用分野)
も確実に、記録対象に入るだろうし。
分かりやすくていいよ」
「税の徴収が主目的なんだが
反対してる奴は脱税でもやってんのか」
「ナマポの不正受給
ナマポの親族の所得の把握
良いことずくめ」(編集部注:ナマポ=生活保護のこと)

情報漏えい、改ざんなどの、セキュリティの部分を心配する声はあったが、おおむね賛成意見が多かった。また、たとえば脱税や生活保護の不正受給などといった不正行為を防止できるのではないかとの意見もあった。

ちなみに、2012年2月にYahoo!みんなの政治で実施された、マイナンバー法案の賛否に関するアンケート調査では、総投票数1996票のうち58%(1160票)が賛成、37%(737票)が反対、残りの5%(99票)が「わからない」という結果となっている。ここでもやはりマイナンバー導入に賛成するネット住民が多かった。

未知の制度ということで、いろいろな不安を感じている人も少なくないが、導入することのメリットもそれなりに理解されている模様。制度導入に向けての下地はできつつあるようだ。

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