OFFで役立つグッズ!

地球探査の先端を感じるプラモデル

2013.02.13 WED


完成すると全長約30cm、全高約14cmになる。完成後も一部外装を外して内部を見ることが可能。また、船体を喫水線(水面下に隠れる部分)で分割できるので、海に浮かんだ状態を再現できる
地球深部探査船「ちきゅう」を知っていますか? 東日本大震災の震源域調査や日本海のメタンハイドレート調査などのニュースで、その名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。この船、実は史上初めて地球内部をマントルまで探査できるスゴイ船なんです。

そんな「ちきゅう」をガンプラでおなじみのバンダイがプラモデル化。客船や貨物船とは違い、深海を掘削するためのドリルや機材を運ぶクレーン、さらに全体に張り巡らされたパイプやぎっしりと機材が積み込まれた、まるで海に浮かぶ工場のような姿をプラモデルで見事に再現しています。

精密なプラモデルですが、パーツごとにあらかじめ色分けされており、接着剤も不要な構造。説明書にしたがって部品をはめ込んでいくだけで、組み上げることができます。とはいえ、かなりのパーツ数のため、組み立てに通常でも4~5時間はかかり、作りごたえは 十分。

この「ちきゅう」、バンダイが展開する「Exploring Labo(エクスプローリング・ラボ)」という、科学や技術関連の実在するものを題材としたシリーズの最新作。これまでにはNASAの宇宙服や、深海探査用潜水艇「しんかい6500」などを発売しています。

製品化にあたって「ちきゅう」を運用する独立行政法人海洋研究開発機構の全面協力を得ており、細部の図面こそ参照できなかったものの、実際に船に乗り込んで観察したり、運用担当者に話を聞いたり、乗船スタッフに航海中の写真撮影を依頼するなどの多くの協力を得たのだとか。

それだけに特徴的なやぐらをはじめ、探査船の細部まで余すことなく再現されています。そんな「ちきゅう」のメカのディテールを堪能しつつ、近い将来に解明されるかもしれない地球内部の神秘に思いをはせてみるのはいかがですか。
(青山祐輔)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト