気になる“あのコ”のシゴトーク/111

藍井エイル「誰かを元気にしたい」

2013.02.21 THU


撮影:堀清英
1stフルアルバムの『BLAU』のジャケット写真は透き通るような白い肌に、キリリと強い目。どこかミステリアスな印象を受けるし、ちょっと“ガードが固そう”だ。

「第一印象で怖がられたりすることが多いんですけど、ぜんぜんイメージ違うでしょ? 私、ミステリアスなアーティストに憧れてて!」

実際に話してみると、気さくを絵に描いたような明るい性格。憧れのミステリアス感をどうにか醸し出すため、デビュー当初は口元を隠していた。

「何でも“ガワ”というか、見た目から入るんですよね。結局ライブをやりたくて顔を出したんですけど、はじめて素顔を見せたときは緊張して震えましたね。それで地元の北海道の友達にも気づいてもらえて。その前はシンガーをやっているというのがハズかしくて、『木こりをやっている』なんてウソついてました(笑)」

顔を出すのと時期を同じくして、人気が急上昇。一躍人気アーティストに駆け上がった。しかし、小さいころから歌手を目指してきたものの、叶わぬ夢とあきらめかけたこともあったのだとか。

「看護師なら誰かを元気にさせられると思って、一時期はそっちの道に進んでいたんです。でもあきらめきれなくて、動画サイトで歌をアップしてたんですよね」

それが評判に。レコード会社から声がかかり、今に至る道筋を付けた。そして現在。1月30日に発売されたフルアルバムも、順調なセールスを記録している。

「1stシングルのときはまったく実感がなかったんですが、今回はとにかくがんばるぞ!って気合を入れて作ったくらいで、実感はもちろん発売が楽しみでしょうがなかったですね。リリース当日は『BLAU』を見ながらウルウルきちゃいました」

透明感のあるサウンドにもの悲しいメロディ。しかし歌声とメッセージの力強さを感じる一枚は、エイルさんの世界観が凝縮された、“名刺”のような仕上がりになった。アルバムをひっさげての1stツアーも予定している。

「いつか、全国すべての都道府県を回りたいんです。ゆくゆくは武道館でワンマンライブをやるのが夢ですね。歌うことで、少しでも誰かを元気にしたいと思っているんです」

そんな高い目標を掲げる一方、プライベートでは全く別の素顔を覗かせる。実はエイルさん、かなりのゲーマーだったりするのだ!

「最近はドリームキャストに回帰しています。それ以外だと、『コール オブ デューティ ブラックオプスII』をPS3でやったり、PCの恐怖系オンラインゲームでゲーム実況(自分のプレイを実況付きで動画サイトにアップ)したりも。でも怖いからとても実況になってなくて、叫んでばかりで“絶叫”になってますが(笑)だからプライベートの目標は、女子力アップです」
(吉州正行)

  • 藍井エイル

    北海道生まれ。幼少のころより歌うことが大好き。ちなみに記事中の女子力アップの取り組みだが「ガワから入るんですよね。第1弾は、乾燥肌なのでクリームを塗っていたんですが、周囲から『クリーム臭い』と言われるくらいだったんです。今、第2弾としてスチームアイロンを購入しました!」とエイルさん
  • 『BLAU』

    エイルさんの1stフルアルバムは、ドイツ語で“青”の意味。もの悲しくも力強い、彼女の世界観が詰まった1枚。「おかげさまでいろんな反応をいただいて、こんなにたくさんの方に支えられているんだってすごく実感できました。それがうれしくて、もっともっといい曲を歌っていきたいと思っています」とエイルさん。3000円~で発売中

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