交通安全キャンペーンでも大活躍

萌え系増殖中? 警察・防犯キャラ

2013.03.30 SAT


松戸市公式ホームページより。「若い人に興味を持ってもらいたい」という目的は成功!? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
春の全国交通安全運動の季節がやってくる。3月20日には、東京湾岸警察署主催で警視庁のキャラクター「ピーポくん」と、三井ダイレクト損害保険株式会社が新しく作ったムジコロジー研究所のキャラクター「むじころう」と「むじこりん」がイベントを行ったほか、4月にも各地でイベントが予定されている。ピーポくんは警視庁のキャラクターだが、各都道府県警独自のマスコットキャラクターも数多く存在する。

北海道の「ほくとくん」(北海道に住むさまざまな動物をモチーフにしたもの)、山形県の「カモンくん」(カモシカ)、茨城県の「ひばりくん」、静岡県の「エスピーくん」(サッカーボール)、愛媛県の「まもるくん」(みかん)、大阪府の「フーくん・ケイちゃん」、岡山県の「ももくん」、徳島県の「うずしおくん」、沖縄県の「シーサー君」…今や全都道府県警察にキャラクターが在籍。ほとんどが地域名物や動物をモチーフにしているが、最近は“萌え”も登場してきている。

神奈川県横浜市・瀬谷警察署のマスコットキャラクターは「瀬谷野あじさい」と「瀬谷野けやき」という双子のコンビ。あじさいとけやきがモチーフかと思いきや、主体はヒップがセクシーな眼鏡少女と、警察の制服ズボンをパツパツに着たやんちゃ風な少年で、一時期ネットで大きな話題となった。

警察の“萌え”キャラはほかにもおり、青森県の「アンナちゃん」は週刊少年ジャンプで『シャーマンキング』を連載していた青森県出身の武井宏之氏が作画。恐山出身のキャラクターとのことで、やや目付きが鋭い女性だ。

また、キャラクター化していないが、千葉県松戸市は、防犯パトロールポスターと交通安全ポスターのイラストに“萌え”少女を採用。これは萌えイラストを得意とする七六氏によるもので、氏によると昨年6月、防犯パトロールポスターを手がけた際には「若い人向けの防犯呼びかけを目的としていることから『魔法少女がいい』とのことで、警察な魔法少女を描くことになった」(原文ママ)のだという。名前は松宮アヤ、普段は普通の女の子だが、実は、夜な夜な魔法少女「マジックポリス・ケーラ」に変身して松戸をパトロールし、人の心に巣食う悪を打ち払ったりしているという設定だ。

続く同年9月には同じ七六氏により「神戸アミ」が登場。こちらはちょっと大人の雰囲気を醸し出す女性警察官が、「STOP!二輪事故」と呼びかけている。どちらも人気で、ネットでは「こういうお姉さんはもっと増えてほしいです」「これはちょっと欲しいな」という声も。今年1月10日の松戸警察署110番の日イベントには、「松宮アヤ」をモチーフにしたテーマソングが制作され、ミニライブも開催。活動の幅を広げている。今後さらに各地で“萌えキャラ”警察キャラクターが増えていくかもしれない。

※この記事は2012年3月に取材・掲載した記事です

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