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村上春樹 新作題名がラノベっぽい

2013.03.21 THU

噂のネット事件簿


松村太郎氏によるツイート。注目のツイッターの新機能と村上氏の作品をうまく関連付けるとは、さすがジャーナリストといったところか ※この画像はサイトのスクリーンショットです
3月15日、文藝春秋より人気作家・村上春樹氏の新作書き下ろし長編小説のタイトルが発表された。そのタイトルは、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」というもの。近年、発表する作品は毎回世界中で評判となる村上氏だが、ネットでは既にこのタイトルが話題になっている。

発表の前日14日は、奇しくもツイッターが「改行表示」に対応した日で、15日もTwitter上では改行の話題で大盛り上がりだった。ツイッターでは、ジャーナリストの松村太郎氏がタイトルを改行し投稿したうえで「Twitterが改行に対応した日らしい、村上春樹氏の新作のタイトル」と分析したほか、

「初見で機械翻訳したみたいなタイトルと思ったw」
「ああこのなんだろうねえ、素で翻訳文体フェチ心を震わせるタイトルは」
「想像力が膨らむタイトルですね」

など、翻訳家としても数々の著作を担当してきた村上氏ならではのタイトルだと感心するコメントが複数書き込まれた。

これに対して、全く違う反応が上がったのが大型掲示板・2ちゃんねるだ。その反応はずばり、「ラノベ(ライトノベル)っぽい」というもの。

ライトノベルとは、アニメ調の表紙や挿絵が入った読みやすい文体の若者向けエンタテインメント小説のこと(編集部注:定義には諸説あり、明確な定義がされているわけではない)。なんでも実況J板のスレッド「村上春樹の新作タイトルwwwwwwwww」では、

「なんやこのラノベっぽいタイトル・・・」
「臭いタイトルに主人公の名前…これは次世代ラノベ作家村上春樹ですわ」

などの声が見られた。確かに、“ラノベ”の人気作品のタイトルには、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『とある魔術の禁書目録』『空ノ鐘の響く惑星で』など、村上氏の新作のタイトルと通ずる部分があると思えそうなものも見られる。一方、上記の声に対し、

「まあラノベの方が村上春樹っぽいんだけどな」
「春樹は最初からラノベっぽいだろいい加減にしろ ていうか逆やな」

など、むしろ“ラノベ”のほうが村上氏の影響を受けていると指摘するコメントも書き込まれていた。村上氏が小説家としてのキャリアをスタートさせたのは、30年以上前となる1979年のこと。時系列的に考えて、確かに村上氏が影響を与えたと考えるほうが納得できそうだ。

2013年4月に発売される本作。タイトルの発表だけでこれだけ盛り上がっていることから、発売されればまた日本中、そして世界中に反響を巻き起こすことだろう。

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