気になる“あのコ”のシゴトーク/119

高梨臨「世界を視野に!」

2013.04.19 FRI


撮影:林 和也
「将棋が大好きなんです! 特に羽生(善治)名人のファンで。キッカケはテレビで将棋の対局をなんとなく観ていたときだったんですが、あまりに淡々と勝負をすることに驚いて、調べるうちに将棋の奥深い世界を知ったんです。そこから深みにハマっていき…今は夢中になって勉強しています」

女優の高梨臨さんに、昨年登場してもらったR25の「今週の彼女」を見せたときの反応だ。となりのページに羽生名人が大写しで掲載された広告を発見するやいなや、「ツーショットだ!」と喜んでくれたのだ。将棋に対する並々ならぬ“のめりこみ”がよくわかるが、その集中力はプライベートのみならず、仕事に対してもいかんなく発揮されているようだ。

「台本も一気に覚えますね。だらだらやるのが嫌いで。でも集中力が途切れてきたら、アプリなどで(将棋を)一局指して息抜きをしますけど。特に今回はセリフが長くて掛け合いも多かったので、少し苦労しました」

それは、この春TBSで始まる初主演ドラマ『放課後グルーヴ』の話。中学の体育授業でダンスが必修化することを受け、高梨さん演じるダンスが苦手な元ヤン体育教師、桐生真琴が奮闘する学園ドラマ、という建前らしいけど…。

「それがぜんぜん学園モノに見えないんですよ。学校の外で起きている事件がメインで、最後に教室に持ってきて学園ドラマに仕立てる、みたいな。ほかにも、インド旅行に行って感化されちゃって、自分に課した“苦行”として右手を挙げ続ける生徒がいたり、“老け顔”の男子生徒は33歳の人がやってたりと、いろいろメチャクチャです(笑)」

『荒川アンダーザブリッジ』で名を馳せた飯塚健が、脚本・演出を手がけるコメディドラマだ。脚本のみならず、現場自体もすごく刺激的だったのだとか。

「複数の人を同時に撮る“GS(グループショット)”という撮り方があるんですが、このドラマオリジナルで“GG”という撮り方を飯塚さんが考案されて。それは“ギュウギュウ”という意味で、文字通り画面に人がすし詰めになっている状態。ほかにもカメラに寄りまくってメンチを切ったりと、楽しんでやらせていただいてます」

それは昨年、イランの巨匠であるアッバス・キアロスタミ監督の映画に主演したときも同様だったとか。現場を重ねるたびにいろんなことを吸収しているのだ。

「毎回新しい発見があるので、とにかく現場が好きなんです。これからは世界を視野に入れて、がんばりたいと思っています」

仕事は世界志向。だが、男性の好みに関していえば、“国内志向”なご様子!?

「羽生さんです。考えている男性の姿って、ステキじゃないですか。『そこ打つの!?』みたいな手から一気に逆転していくところとか、惚れちゃいますよね」
(吉州正行)

  • 高梨臨

    1988年千葉県生まれ。2012年にイランの巨匠、アッバス・キアロスタミ監督の映画「ライク•サムワン•イン•ラブ」に主演し、カンヌへ。一躍脚光を浴びる。ほか主な出演作に、ドラマ「カラマーゾフの兄弟」、「ネオ•ウルトラQ」、「火怨•北の英雄 アテルイ伝」など。またビューカードのCMに出演中。さらに出演する日本•インドネシア合作映画「KILLERS」は2014年全世界ロードショー予定。ちなみに文中の将棋以外にも、「スマホゲームの『パズドラ』にハマっていて、“パズドラ部”なるものを結成して、オンラインで友だちと朝まで遊ぶこともありますよ」と高梨さん
  • 『放課後グルーヴ』

    飯塚健を脚本・演出に迎えた学園ドラマ。高梨さん演じる体育教師、桐生真琴が、ダンスが苦手なことを生徒にばれないように努力する“型破り”なコメディ。「ダンスに使う曲もユニコーンさんのものだったりと、耳になじみがあるものばかり。見どころ豊富ですよ」と高梨さん。4月22日(月)深夜0時28分からTBS系列でスタート!

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