気になる“あのコ”のシゴトーク/127

『フリンジ』主演女優の今後とは!?

2013.06.21 FRI


撮影:堀清英
米国のテレビドラマ『フリンジ』は、既存の科学では解明できない“超科学”を背景にしたスリリングなサスペンスドラマだ。不可思議な事件を科学的アプローチで捜査していくというストーリーに、複雑に張り巡らされた伏線。ハリウッドらしい巨額の制作費をつぎ込み、映画並みのクオリティを実現した大型シリーズである。それがこのたび、シーズン5をもって完結するという。

「あらかじめ『これが最後になる』ってわかったうえで取り組むことができたのは、すごくハッピーだった。脚本家もスタッフも演者もいいお別れができたと思うし、私自身満足しているの。もちろん寂しいけど、“オリビア”は大事な思い出として残っていくでしょうね」

来日している主演のアナ・トーヴさんは、実に快活でサービス精神旺盛に話してくれる。その反対に彼女が演じているのは、ちょっとクールで意志の強さを秘めたFBI捜査官、オリビア・ダナム。…なのだが(これから観る人のために子細は省くが)、とある“超科学的”な理由から、同じ役を何役も演じ分けているのだ。

「それは本当にラッキーな体験だったわ。大変というより、すごく楽しくて。これだけのことをやらせてもらえる機会はそうないと思う。実は、“もうひとり”には私のアイデアも詰まっているの。このあたりは、この作品を通して一番思い出深くて、一番の“見どころ”でもあると思う」

さて、こういったおもしろい設定やアイデアは随所にちりばめられ、作品の“魅力”を引き立てている。たとえばとある主要人物の“脳内”を描く手法は、40年代のオールドアメリカをモチーフにしたミュージカル調にしたり、CGアニメを用いたり。こんな奇想天外な手法を楽しみにしているファンも多いようだが、ファイナルシーズンではより“パワーアップ”! なにせ今回は、シーズン4までの世界が一変しているのだから。

「ヒントはシーズン4の19話。未来の世界のレジスタンスを描いたストーリーで、やけに設定もセットも作り込んでいたから、『これは続くな』と思っていたの。すごくおもしろいと思ったけど、演じるうえで大きなチャレンジでもあったわね」

かくしてチャレンジを終え、キャリアのうえでも大きなステップを踏んだアナさん。今後については、未定だとか。

「そうね、まだわからない。だって撮影終わって数カ月しかたっていないし、深呼吸してちょっと休憩。でも『さぁ次はなに?』って、仕事をしたくてウズウズしてる!」
(吉州正行)

  • アナ・トーヴ

    1978年オーストラリア生まれ。アメリカの女優。ちなみにこの日は来日3日目。日本については「ずっと前から来てみたかったの。いろいろ行きたいし、いろんなものを食べてみたいわ。東京はとにかく行ってみなきゃ始まらないと聞いたし、京都も行ってみたいわ! だってみんなが『美しい』というから」
  • 『フリンジ』ファイナルシーズン

    『LOST』のJ・J・エイブラムス制作の米大作SFドラマがついに完結!世界の存亡をかけた“未来の戦い”は必見。「ファイナルシーズンは、ストーリーの展開上、私は“後から”入っていく感じなんだけど、それはキャラクター設定に深みを与えているの。観てほしいところは…たくさんあるわ!」とアナさん。「FRINGE/フリンジ <ファイナル・シーズン> コンプリート・ボックス」はブルーレイ(3枚組)1万1800円/DVD(6枚組)9800円でワーナー・ホーム・ビデオから発売中。また全シーズンが収録されたブルーレイ『FRINGE/フリンジ コンプリート・シリーズ』(22枚組)2万6800円も同時発売中 
    (c) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved. 

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