気になる“あのコ”のシゴトーク/135

栗山千明、声優業に意欲!

2013.08.16 FRI


撮影:林和也
スター・トレックシリーズといえば、熱狂的なファンを持つSFシリーズの金字塔。その新作となる『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が8月23日(金)より全国公開される。そして、本作の主要キャラクターのひとりであるウフーラ(ゾーイ・サルダナ)の日本語吹き替えを担当するのが、女優の栗山千明さんだ。まず見た目の“そっくり”ぶりに驚かされるだろうが、それに加えてプロの声優陣に交じっての好演にも、さらに驚くことだろう。

「本当ですか!? ありがとうございます。ちゃんとした声優さんのなかに混じって違和感がないか、お話をいただいたときからずっと不安だったんです。収録も、スタジオにひとりだけで、英語に向かって言葉を返すようなスタイルだったので…」

多星語を操る聡明な女性で、シリーズおなじみの並外れた知性を持つ宇宙人と地球人とのハーフ、スポックの恋人という設定なのだ。

「わかりやすくいえば、キャリアウーマンなんですよね。仕事はビシッと、でも恋人とは口論もあって。ただヒステリックではなく、自分で感情をコントロールできる大人だということを意識しました。なかでも難しかったのが、スポックの安否を心配するシーン。心配しながら、無茶なところをなじる複雑な心境。もう何回もリテイクを重ねました。“流れ”を意識しながら感情を出すのがとにかく難しくて」

それは物語の冒頭に出てくるが、見どころはそればかりではない。困難に直面し、それを乗り越える若者たちを描く人間ドラマ、さらにはCGをふんだんに用いたアクションなど、娯楽作品として高い完成度を誇る。

「SF作品なので見ていて『すごい!』って思うところは多いんですが、この作品は“人”を丁寧に描いています。私たちの身近な人間関係に置き換えられるので、思い入れを持って楽しめると思います」

作品そのものの魅力に加え、特に吹き替え版では、栗山さんをはじめとする声優陣のがんばりも理由として大きいに違いない。

「私自身がアニメが好きで、声優さんを尊敬しているので、そのなかに入れていただけたのは光栄ですね。今回は洋画の、それもなかなかできない設定だったので、すごく刺激的でした! 専業のプロの方にはとうてい及びませんが、また機会があればぜひ挑戦したいですね」
(吉州正行)

  • 栗山千明

    1984年生まれ。99年映画『死国』で女優デビュー。ちなみにゲームとアニメ好き。「最近ずっと刑事の役が続いていて、それが終わったら専門用語が多い役で。セリフが難しいので、プライベートはそちらの勉強をがんばりつつ、アニメやゲームはその合間に楽しんでます」と栗山さん
  • 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

    J.J.エイブラムスがメガホンを取る、新生スター・トレックシリーズの第2弾。映像、アクション、ドラマ、どれをとっても一流。真夏にぴったりな娯楽作だ。これまでのスター・トレックシリーズを知らなくても楽しめる作品に仕上がっている。「いろんな要素がバランスよく詰まった作品です。3D上映でぜひ楽しんでほしいですね」と栗山さん。8月16日(金)、17日(土)、18日(日)お盆先行上映決定。8月23日(金)より全国ロードショー

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