ヨーヨーすくい、お面、タコヤキも人気

スペインで大好評「縁日の屋台」

2013.11.21 THU


サンセバスチャン国際映画祭でのCINEMA CARAVAN。「縁日が“日本人”そのものを表現しているから外国人にウケるのでは」と志津野さん (c)志津野 雷
スペイン・バスク地方で行われた第61回サンセバスチャン国際映画祭で、“縁日”が大好評だったという。仕掛けたのは移動式映画館「CINEMA CARAVAN(シネマキャラバン)」。“地球を遊ぶ”をコンセプトに、自然の中での映画鑑賞のほか、食や音楽、物作りなど新しいカルチャーに触れる場を提供する。代表の志津野 雷さんに聞いた。

「今年は日本スペイン交流400周年ということで、映画祭からオファーを受け、初の海外遠征を行いました。日本映画を上映する野外スクリーンが設置された会場には、やぐらや提灯をつけた屋台をしつらえ、質の高い日本酒やおつまみも用意。ヨーヨーすくいやコマ、お面を並べるなど、日本オリジナルのワクワク感が演出できる“縁日”は大好評でした。とりわけタコヤキはすごく人気がありましたね。バスクにはあのような丸い食べ物はないですし、目の前で焼きあがる“実演”も珍しかったようで、すぐに行列ができました」

噂を聞きつけたドイツ、オランダ、スイス、フランスの映画祭関係者も来場。「うちの映画祭でも、ぜひ」と絶賛されたという。

こうした日本文化の紹介を兼ねたイベント&縁日は、世界各地で行われている。フィリピンのバギオ市で開催されている「コスプレ・七夕祭り&模擬縁日」では、コスプレ大会を兼ねた縁日パートを、日本の漫画、アニメを愛好する若者主体で実施した。

「日比友好と文化交流のために毎年“七夕祭り”を実施していますが、“模擬縁日”を主導するのは日本文化が大好きなバギオの若者たちが集うコスプレ団体です。お好み焼きなど食べ物ブースが賑わい、コスプレ用品やゲームソフトなども販売。浴衣を着て写真撮影をするブースもあり、大盛況でした」(北ルソン日本人会 小国秀宣さん)

国籍を問わず人を惹きつける縁日。日本と世界を結ぶ新たな架け橋として、今後もますます増えていきそうだ。
(足立美由紀)


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