最近の音楽、聴いてますか?

未知の音楽に貪欲なのはいくつまで?

2013.12.12 THU


今の25歳はカセットで聴いていた人は少ないだろうけど…好きな女の子のために、せっせとテープ作りに励んだ時代があったのだ。スマホでいつでも音楽にアクセスできる今は、いい時代になったともいえるし、ちょっと寂しい気持ちにもなるのも事実
最近、新しい曲との出会いがありますか? 20代半ばくらいの若い読者はともかく、30代にさしかかってくると、「かつて聴いた曲を繰り返し…」なんて人も少なくないのでは?

25~34歳の男女200人を対象にした、「一番音楽を聴いていたのはいつ頃くらい?」という問いに対する結果がこちら。

~12歳 … 2%
12~15歳 … 8.5%
15~18歳 … 21%
18~20歳 … 28%
20~25歳 … 26.5%
25~30歳 … 6.5%
その他…7.5%

18~20歳の28%をピークに、高校生から社会人数年目くらいまでの10年間が、音楽を最も聴く時期=新しい音楽に貪欲な年代といえそうだ。一方で、25歳を過ぎると数値が急落してしまう理由を、精神科医であり、ラジオパーソナリティとしても活躍する名越康文先生に聞いた。

「メディアに対する接触時間が、音楽との新たな出会いに比例しているからでしょう。忙しくなってTVを見る時間が減ると、見る番組も限られてきますから。ちょっと前まではラジオやテレビ番組でもいろんな音楽に出会えましたが、今はそういう番組が減っているのかもしれません。その一方で、メディアやサービスが多様化して、自分で見たいものや聴きたいものが選べるようになった今、音楽好きにとっては選択肢が広がったともいえます」

だが、年を取ったからといって、音楽との出会いがない状態は「非常にもったいないこと」なのだそう。

「いろんな分野への興味が薄れると、自分が好きになったジャンル一辺倒になってしまいますが、感受性を高めるためには、多くの音楽に触れた方がいいんです。たとえば好きなJ-POPアーティストを手がかりに、ルーツをたどるなど、深掘りして興味を広げる。そうやって、聴く音楽を少しずつ広げていくと、今までわからなかった音楽が聴けるようになるんです。わからなかったものがわかるということが、すなわち知性を磨くということですから」

とはいえ、忙しいサラリーマンにとっては、日常的に音楽を聴く時間を持つのはなかなか難しいもの。そんな時はクルマの中で、音楽との出会いを求めてみてはいかがだろう。たとえば、クルマの中で偶然ラジオにかかった曲を聴いたことがきっかけで、お気に入りになった経験がある人も多いはず。「今さらラジオはちょっと…」という人は、スマホを活用してみてはいかがだろう?

数あるアプリの中には、世界中の音楽が楽しめるインターネットラジオアプリをはじめとする、レコメンド型の音楽アプリも多い。あとは、スマホとカーオーディオをつなげれば、無数の選択肢のなかからストリーミングで音楽が楽しめるのだ。昔聴いた音楽を楽しむ傍ら、たまには新しいアーティストからお気に入りの1曲を探してみてはいかがだろう?

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