ただの暇つぶしをリッチな映画体験に

ショートフィルムは映画通への近道?

2014.03.04 TUE



脱北した青年の実話。と聞くと、なんだか悲壮感ただよう社会派ドラマかと思いきや、クレイアニメのコミカルな動きや、音楽でぐいぐい引き込まれる。一気に見終わったあとに、考えさせられる余韻が残る力作だ。画像:『パープルマン』より
プロフィールの記入欄や、合コンなどで趣味を聞かれたときに、なんとなく「映画鑑賞」と答えることはないだろうか? 確かに無難な回答ではあるが、他人に語れるほど映画に精通していない場合は、深く突っ込まれると返答に困る…なんてことも。そんなときに、披露できるお手軽な映画ネタとしてオススメなのが「ショートフィルム」という選択肢だ。

ショートフィルムと聞くと、「どこかの国の名も知らない監督が撮った難解なミニシアターもの」という先入観からか、敬遠しがちなイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし、5〜20分のショートフィルムはさらっと観ることができるだけではなく、監督たちが短い映像の中に詰め込んだメッセージや創造性の豊かさを感じられるものばかりでとても面白いのだ。

いま現在ショートフィルムを最も気軽に見られるのは、ドコモのスマートフォン、タブレットユーザーならば、誰でも加入可能な映像配信コンテンツ「dビデオ」。425タイトルのショートフィルムだけでなく、音楽や映画、BeeTVを合わせると18,000タイトル以上が月額525円で見放題というお得な映像配信コンテンツサービスだ。今ならなんと初回登録7日間無料キャンペーン中だ。今回はdビデオが配信しているショートフィルムの中から選りすぐりの作品をいくつか紹介よう。

例えば「パープルマン」という作品。北朝鮮出身の監督が自らの脱北体験をもとに、韓国で北朝鮮の人間として生きていく苦悩を描いたクレイアニメーション。重いテーマにも関わらずアニメーションによるライトさと、全体に流れるコミカルな雰囲気によって、まるで長めの面白いCMを観ているかのよう。13分という上映時間の短さを感じさせないほど見応えは充分。その他にも、お腹の子が父親へ地球温暖化について、関西弁で説教してくるシュールなドラマ「シロクマ」(14分)や、自由主義世界の中心にいた1962年のアメリカで、家庭も仕事も完璧な男に迫る脅威を描いた「パーフェクトな男」(13分)など、気軽に見られるバラエティ豊かな傑作が並ぶ。

ちょっとしたスキマ時間さえあれば、手元のスマホで見られるのもショートフィルムの魅力。映画を見ようと思っても、なかなか都合がつかなかったり、1本2時間の映画を見るのに、少々気合いがいる…なんて人にこそオススメ。通勤中の電車で、待ち合わせまでの空いた時間に、ランチが終わったコーヒータイムに、サクッと映画鑑賞。いつもの暇つぶしよりも、よほど豊かな時間が過ごせるかもしれない。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト