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過去最多RTのセルフィーで募金も

2014.03.05 WED

噂のネット事件簿


写真には、大御所俳優ケビン・スペイシーや今年度の助演男優賞を受賞したジャレッド・レトらも写っている。この写真の投稿にはiPhoneを使っていたという指摘も ※この画像はサイトのスクリーンショットです
日本時間3月3日にアメリカ・ハリウッドで行われたアカデミー賞。その司会を務めたエレン・デジェネレスによって同日にツイッターに投稿された画像ツイートが、投稿から24時間で300万回以上リツイートされた。これは歴代リツイート数の史上最高記録となる数字であり、5日14時現在のリツイート回数は約320万。その数字は伸び続けている。

投稿された画像は、式典の最中に撮られたもので、中継したアメリカのテレビ局ABCのカメラにも撮影の様子が収められている。まず、エレンは客席に座る大女優メリル・ストリープに話しかけ、一緒に写真を撮ってツイッターに投稿しようと提案。その流れで、メリルの後ろに座るジュリア・ロバーツも写真に写るよう誘い、さらに周囲にいたチャニング・テイタムやジェニファー・ローレンス、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリーらにも呼びかけ、ブラッドリー・クーパーの手によって総勢12人の豪華スター集合のセルフィー(自撮り)写真が撮影されたのだ。

この突然の“イベント”に、会場は大拍手。メリルは、「初めてのツイートだわ!」と大喜びし、その後エレンによって投稿されたのである。文面は、「If only Bradley’s arm was longer. Best photo ever.(編集部訳:人生最高の写真。ブラッドリーの手がもっと長ければ…)」と、数人の顔が切れてしまったことについてユーモアを交えて触れるものとなっている。

同ツイートは、これまで史上最高となっていたバラク・オバマ大統領による再選時の画像付きツイートのリツイート数(3月4日17時時点で約78万回)をあっという間に超える歴史的なツイートとなった。

そして、この写真には日本人ユーザーも、

「豪華すぎる自撮り」
「今年のアカデミー賞で! 世界一豪華な写メだなw」
「奇跡のメンバー。今まで見た写真の中で一番」
「ほんまにツイしてたぁ。楽しいショーでしたねぇ。笑ったぁ。彼女coolすぎる」

といったコメントを残しており、式典の中継を観た人にとっては特にうれしいツイートとなったようだ。

その後、ウォール・ストリート・ジャーナルの取材により、実はこのセルフィーが、サムスンのマーケティングの一環であったことが判明。授賞式協賛しているサムスンは撮影に使われたGalaxy Noteをエレンに提供。ABCにも端末を露出するよう交渉していたという。一方、エレンが司会を務めるテレビ番組で明らかにしたところによると、サムスンはエレンに1リツイートあたり1ドルを任意の団体に募金することを提案。セント・ジュード・チルドレンズ・リサーチ病院と、ヒューマンソサエティ・オブ・ザ・ユナイデット・ステイツというNPO団体に募金することを決めたという。その後、エレンはセント・ジュード・チルドレンズ・リサーチ病院が患者たちと撮ったセルフィー写真を、エレンのアカウントで「リツイートするに値するセルフィー」としてリツイートしている。

2013年12月には、ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の追悼式の場で、オバマ大統領をはじめとした各国の有名政治家たちが寄り添ってセルフィー写真を撮っていたことが話題となり、これに「不謹慎」という指摘もあったが、今回のアカデミー賞でのセルフィー写真は誰にとっても微笑ましいもの。今回の事例を受け、今後このようなスター集合のセルフィー写真の投稿やそれを使ったキャンペーンは増えていくかもしれない!?

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