気になる“あのコ”のシゴトーク/171

ELISAのノンストップ歌姫人生

2014.04.25 FRI


撮影:林和也
「もともと父がチェロをやっていたこともあって、音楽は日常だったんです。それもあって、中学のときに合唱部に入りました。そしたらものすごく厳しくて、毎日朝練があるし、とてもスパルタだったんです。辛い事もたくさんあったんですが、おかげでリーダーになってNHKの全国大会で賞も取って。そんな厳しかった先生に引退のとき、『続けろよ』といわれてウルッときたことが、プロへの最初のキッカケでしたね。でも進学先の高校の合唱部は、中学とは比べものにならないほど“軽く”て、やめちゃったんです」

「音楽を志したキッカケは?」という質問をしたところ、出てきたのがこのエピソード。はしょりにはしょったがおよそ20分の独白だ。かくしてしゃべり出したら止まらない歌姫、ELISAさんの音楽人生が動き出す。合唱からソロに方向性を切り替え、親に内緒でオーディション行脚を始めてしまうのだ。

「うっかり受けたモデルオーディションで最終選考まで行っちゃって、『モデルは興味ないけど歌なら興味がある』っていったんです。そうしたら、3カ月後にメジャーデビューのお話をいただいたんです」

2007年にシングル「euphoric field」でデビューし、『ハヤテのごとく!!』『とある科学の超電磁砲』といった話題のアニメのオープニングやエンディングテーマを歌い、アニソン界にその名をとどろかせた。

「でも、アニメは全然知らなかったんです。歌手として活動を始めてから、自ずと勉強をするようになって、その世界を知ったという感じですね。当然、自分がかかわる作品はしっかり見てしっかり学んでます」

その最新の取り組みとなるのが、TVアニメ『魔法科高校の劣等生』のエンディングテーマ「ミレナリオ」だ。イタリア語で“千年祭”という意味で、大きな愛をイメージした壮大な曲なのだとか。

「作品に合わせて、こういう歌い方が合うんじゃないか?という仮説を立てて、微調整しながら作り込んでいくんです。『魔法科高校の劣等生』は魔法が日常にあるお話。そこには学園生活があって、兄妹愛があって…という原作の魅力を、歌で引き立てられたら、と思っていますね。もちろん作品のみならず歌自体も、タイトルのように長く聴いてほしいと思います(笑)」
(吉州正行)

  • ELISA

    2007年8月に行われた「エリートモデルルック2007」でファイナリストに残ったことがキッカケで、シンガーとしてデビュー。ちなみに普段は「基本的に根暗なんですけど、加減がわからないくらいに入れ込んじゃうタイプですね。今はHuluにハマっていて、生活の一部になっています! ほかにもいろいろ興味があるんですが、全部入れ込むと大変なので、ほどほどにセーブしているんです」とELISAさん
  • 「ミレナリオ」

    TVアニメ『魔法科高校の劣等生』のエンディングテーマ。荘厳さとELISAさんの透き通るような歌声が絶妙に合った一曲。「私はもともと音楽に親しんでいたこともあって、音が持つ背景を感じ取ることが得意だったんです。この曲は、タイアップの作品はもちろん、曲の持つ“景色”をすごく意識しながら歌いました」とELISAさん。4月30日(水)発売予定!

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト