植物テーマのモノ・コト増加中!

「ボタニカル」ブーム拡大の兆し

2014.05.02 FRI


写真は「botanical vase」。絵画のフレームにシリンダーがついているため、草花を挿すことができる。シンプルかつシックなデザインなので、男性の部屋にも合いそう
今年の春夏ファッションのトレンドといわれているのが、植物をモチーフにした「ボタニカル柄」。なかでも自然に生え育っているような、生き生きとした植物がデザインされているパンツやシャツが人気だという。

さらに、近頃はファッションの枠を飛び越え、様々な分野で「ボタニカル」というキーワードが注目を集めている。ボタニカルデザイナーの江原理恵さんによると…。

「最近はオフィスや部屋に植物を飾りたいと相談に来る人が増えています。ボタニカルというのは草花をアレンジして作ったものではなく、ありのままの植物の姿を取り込んで作ったものを指すことが多いのですが、インテリアにも植物や自然でナチュラルなものを取り入れたいというニーズが高まっているようです」

ほかにも最近では、「ボタニカル」をテーマにしたスポットやイベント、アイテムなどが続々と登場している。そこで、今注目したい「ボタニカル最新事例」をピックアップしてみた。

●ボタニカルの壁
南青山にあるスタイリッシュなカフェ&バー「CNAC WALL」。店内に入ってまず目を引くのは、バーカウンター正面にある「植物の壁」だ。デザインを担当したのは植物学者でもある現代美術作家、パトリック・ブラン氏。さらに、テラスにも植物が生い茂った緑の壁面があり、森にいるような雰囲気のなか、ワインやシャンパンを楽しむことができる。

●ボタニカル展覧会
百貨店業界もボタニカルに注目。伊勢丹新宿店では5月12日から27日まで、“ボタニカルをアートに飾る”「botanical vase展」が開催される。「絵を飾るように草花を飾り、草花を飾るように絵を飾れる」をテーマにしたこちらの展覧会。アートとして描かれた花瓶のフレームに、一輪挿しが組み込まれた作品が多数展示される。気に入った作品は購入も可能だ(アートフラワー付きで税込み5400円~)。

●ボタニカルフレグランス
ボタニカルをテーマにしたプロダクトも続々と生まれている。ROSY RINGSから発売されている「ボタニカルサシェ」は色とりどりの草花やスパイスを、ワックスの中に閉じ込めたフレグランスアイテム。部屋に飾れば、ナチュラルかつ豊かな香りが優しく広がる。森の香りをイメージした「フォレスト」や、ラベンダーと柑橘系の香りが心安らぐ「ラベンダータンジェリン」など、複数の香りがラインナップ。クローゼットの香りづけなどにも使える。

●ボタニカルペン
雑貨ブランドbonboogからは、ペンが発売中。本物の植物がペンから生えているようなデザインはインパクト抜群だ。まとめてペン立てに入れれば、ちょっとした観葉植物のよう。ひと文字書くごとに草が揺れ、癒し効果も抜群(?)のステーショナリーはプレゼントにも喜ばれそうだ。

今後も広がりを見せそうなボタニカルブーム。心に余裕を持ちにくい時代だからこそ、植物が持つ癒やしの効果が求められているのかもしれない。
(末吉陽子/やじろべえ)

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