20代男性200人が選んだ

カンヌ最高賞 男の人気作1位は?

2014.05.14 WED

世論調査


カンヌ国際映画祭は1946年に始まり、当初の最高位は「グランプリ」。パルムドールが最高位になるのは1954年(初授与は1955年)、で1964年にグランプリに戻り、1975年にまたパルムドールになった ※画像はカンヌ国際映画祭公式サイト
カンヌ国際映画祭が5月14日から開催される。その模様は毎年、大きな話題となり最高賞「パルムドール」受賞作に集まる注目は相当なもの。では、過去の受賞作のなかで、日本人の心をとらえたのはどの作品なのか? 20代の社会人男性200人に「観たことのある作品」と、その中で「好きな作品」について聞いてみた。

〈「パルムドール」受賞作で見たことがある作品ランキング〉
(複数選択、協力/アイ・リサーチ)

1位『戦場のピアニスト』(2002年受賞、監督:ロマン・ポランスキー) 13.0%
2位『地獄の黙示録』(1979年受賞、監督:フランシス・フォード・コッポラ) 4.5%
3位『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年受賞、監督:マーティン・スコセッシ) 3.0%
4位『影武者』(1980年受賞、監督:黒澤 明) 2.5%
4位『華氏911』(2004年受賞、監督:マイケル・ムーア) 2.5%
4位『ツリー・オブ・ライフ』(2011年受賞、監督:テレンス・マリッ ク) 2.5%

第二次世界大戦におけるワルシャワを舞台にした『戦場のピアニスト』と、ベトナム戦争映画の最高傑作とも評される『地獄の黙示録』の戦争映画がトップ2となった。が、意外にも(?)「どの作品も観たことがない」人が多数に上るという、やや寂しい結果に。

そんななか、パルムドール受賞作品を観たことのある人に、「好きな作品」を聞いた結果は以下の通り。順位ごとに目についた選出の理由・感想もあわせてご覧いただきたい。

〈「パルムドール」受賞作で最も好きな作品ランキングとその感想〉
1位『戦場のピアニスト』 42.3%
2位『地獄の黙示録』 9.6%
3位『アデル、ブルーは熱い色』 5.8%
3位『華氏911』 5.8%
5位『ダンサー・イン・ザ・ダーク』3.8%
5位『ツリー・オブ・ライフ』 3.8%
5位『タクシードライバー』 3.8%
5位『影武者』 3.8%


1位『戦場のピアニスト』
・体験記に基づいたストーリーであるということから、現実に行われていた内容だと考えると将来的にも考えるべきことが数多くあると感じるため(22歳・神奈川県)
・衝撃的な映像の中に主人公の生きる力が輝いて見えたから(24歳・新潟県)
・楽曲が良い!!(26歳・大阪府)

2位『地獄の黙示録』
・BGMが印象的(24歳・愛知県)
・カメラワークが素晴らしく、実際の戦場にいるような臨場感があること(26歳・埼玉県)
・撮影そのものが地獄だから(28歳・兵庫県)

3位『アデル、ブルーは熱い色』
・内容が素晴らしいため(28歳・東京都)

5位『タクシードライバー』
・トラヴィスが最後に救われた感じがするのと、最初にトラヴィスが惚れた女の最後の手のひらの返しっぷりがくずだから(29歳・大分県)

各作品のストーリーはもちろん、ショパンの名曲が印象的な『戦場のピアニスト』と、コッポラ監督の父が音楽を担当した『地獄の黙示録』の2作については、映画音楽についてコメントする人も目についた。

ちなみに今回のカンヌには、パルムドールを争う「コンペティション部門」に、日本から河瀬直美監督の『2つ目の窓』が出品している。受賞すれば日本人女性監督で初の栄冠となり、大きな期待が寄せられている。
(のび@びた)

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