20代男性には是枝作品が人気!

カンヌ受賞作 邦画人気TOP5

2014.05.16 FRI

世論調査


1946年から始まったカンヌ国際映画祭。カンヌはフランス南東部の観光都市で、カンヌ国際広告祭などの国際的なイベントが他にも多く開催される。もともとは小さな港町だったが、美しい風景、温暖な気候から保養地としても有名 写真提供:シルヴァン/PIXTA
5月14日(現地時間)に開幕した第67回カンヌ国際映画祭。日本からは、最高賞「パルムドール」を争う「コンペティション部門」に河瀬直美監督の『2つ目の窓』が出品され、注目を集めている。受賞が叶えば日本人女性監督では初の快挙となる河瀬監督。同部門の4回目の出品となることからも、期待が高まるところだ。もちろん、カンヌで受賞すれば、(パルムドールに限らず)作品に箔がつくことは間違いない。

では、カンヌで受賞歴のある日本映画のなかで、もっとも日本人の心に響いたのはどの作品なのか? 今回は20代男性社会人200人に、「観たことがある作品」と「好きな作品」について尋ねてみた。

●カンヌ受賞歴のある「日本映画」で観たことがある作品TOP5
(複数回答 協力/アイ・リサーチ)
1位 『そして父になる』(2013年受賞/審査員賞) 11.0%
2位 『誰も知らない』(2004年受賞/最優秀男優賞〈柳楽優弥〉) 3.0%
3位 『影武者』(1980年受賞/パルムドール)2.5%
4位 『トウキョウソナタ』(2008年受賞/「ある視点」部門審査員賞)1.5%
5位 『回路』(2000年受賞/国際批評家連盟賞) 1.0%
5位 『ユリイカ』(2000年受賞/国際批評家連盟賞) 1.0%
5位 『うなぎ』(1997年受賞/パルムドール) 1.0%

「家族」をテーマにした作品が1位、2位を獲得、4位『トウキョウソナタ』、5位の『ユリイカ』『うなぎ』も家族がテーマ。過去の日本映画の受賞作は家族がテーマになっていることが多いので、それが反映された結果といえるだろう。ともあれ、「どの作品も観たことがない」という回答が81.0%に上っており、少々残念(?)な結果に。受賞作のいずれかを観たことがある20代男性は2割に満たないが、そんな彼らの「好きな作品」は以下の通り。

●カンヌ受賞歴のある「日本映画」で好きな作品TOP5
1位 『そして父になる』 57.9%
2位 『誰も知らない』 13.2%
3位 『影武者』 7.9%
3位 『トウキョウソナタ』 7.9%
5位 『うなぎ』 5.3%

1位 『そして父になる』
・主役の福山雅治に共感しつつ、泣きながらみてしまいました(27歳・秋田県)
・父親になっていく過程がとても共感できたから(28歳・長野県)

2位 『誰も知らない』
・無名子役の柳楽とYOUが実に対照的な存在として描かれており、現代における家庭のあり方というものを再確認させられる内容だったため(22歳・神奈川県)
・暗い話だったが、子どもたちの演技に引き込まれた(28歳・栃木県)

3位 『影武者』
・良いとか悪かったではなくて印象的だった(28歳・滋賀県)
・戦闘シーンが迫力あった(29歳・岡山県)

4位 『トウキョウソナタ』
・好きだから(26歳・千葉県)

5位 『うなぎ』
・雰囲気が好き(27歳・京都府)

観たことのある映画に続き、1位、2位とも是枝裕和監督による作品がランクインした。さて、今回エントリー中の『2つ目の窓』は、めでたくパルムドール受賞となるだろうか。陰ながら応援したい。
(のび@びた)

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