アニメのビッグタイトルがここまで拡大…

400万人がハマるスマホゲーム!

2014.09.04 THU


『SDガンダム ジージェネレーション フロンティア』 (C)創通・サンライズ、(C)創通・サンライズ・MBS、(C)創通・サンライズ・テレビ東京
1979年からスタートした『機動戦士ガンダム』は、今年で35周年を迎える。映像作品はのべ43作品を数えるが、アニメ以外にもゲームや小説など多方面に広がっているのだ。そんなガンダムの深淵なる世界をご紹介しよう。

■400万人がハマってる!? スマホゲーム×ガンダム

家庭用、アーケードともにタイトル数が膨大なガンダムのゲーム。近年では、Mobage向け『ガンダムロワイヤル』が会員数400万人、スマホアプリ『SDガンダム ジージェネレーションフロンティア』が400万ダウンロードとケータイ・スマホ向けが隆盛。

「『ジージェネ』は30~40代のみならず『機動戦士ガンダムSEED』を観て育った20代も巻き込み人気拡大中です」(株式会社バンダイナムコゲームス・川嶋康師さん)


■ガンダムだけの雑誌も!? コミック×ガンダム

「安彦良和先生が『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を描くことになったのが『ガンダムエース』発刊のきっかけ。ガンダムだけの雑誌を作るのは、2001年当時としては大胆な試みでしたが、創刊号は初版20万部が3日で完売、重版も即売切れでした」と語る株式会社KADOKAWA『月刊ガンダムエース』現編集長・第三編集部部長の石脇 剛さん。

KADOKAWAは長期にわたりコミック、小説でいわばガンダム文化圏の拡大に尽力してきた。

「小説『UC』や『ガンダムさん』がアニメ化され『THE ORIGIN』アニメ化も進行中です。一昨年連載をスタートした『シャアの日常』も好評。基本的に“これはダメ”といった基準は設けず、パロディ方面にも枠を広げつつ、常に正統的なガンダム作品を生み出そうと模索しています」(石脇さん)。

■富野監督、プロ作家、芸人も! ガンダム×小説

物語の流れも登場人物の行動原理もアニメとはまったく別─最初の『機動戦士ガンダム』の小説は、総監督を務めた富野喜幸(現・富野由悠季)氏の書き下ろし。小説家・富野由悠季は以後も映像化を前提としないガンダム小説『閃光のハサウェイ』など、多くの作品を手がけている。また、ガンダムシリーズの増加にともない、アニメ、ゲームのノベライズにとどまらず、オリジナルのガンダム小説にも多くの作家が参入している。例えば、今野 敏、福井晴敏といった一線級の作家や、インパルスの板倉俊之など異業種からの挑戦などもあるのだ。


■企業組織論? ビジネス書×ガンダム

ガンダムはエンタメ世界だけでなく、ビジネスにも進出していると言える。例えば、常見陽平氏が書いた『 僕たちはガンダムのジムである』などがそれ。たしかに、アラフォー上司のなかには、ガンダム名セリフの数々を引用する人も。どうして彼らは仕事にガンダムを持ちこむのか? 常見陽平氏を直撃してみた。

「子どもが組織に“なんとなく”取り込まれ、違和感を抱きつつも順応し、当事者意識が芽生え活躍していくという成長譚が描かれているのが“ファーストガンダム”。我々アラフォー世代にとって子ども時代に“大人の扉を開いてくれた存在”なんです」

そこから学んだこととは?

「会社は理不尽で不自由だけど、大事な共同体であり居場所。それを踏まえ当事者意識を持ち、困難を乗り越えるプロセスを楽しむ意識ですね」

コミック、小説、スマホゲームにビジネス書…ガンダムの拡大現象はとまらない。

  • 雑誌『ガンダムエース』

    ガンダムをテーマにした作品だけで作られた雑誌。写真は2001年に発行された創刊号
  • 『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』

    ガンダム好き芸人として知られる板倉隊長による、かなり本気のガンダム小説
    (板倉俊之/1巻~/KADOKAWA)

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