スマホのスマートチョイス術

格安スマホはどうして可能?

2014.10.03 FRI

スマホのスマートチョイス術


安さだけでなく、使い勝手の問題もクリアした現代の「格安スマホ」。安さの仕組みを知って、自分に合った一台を選びたい!

スマホと通信回線の進化がコストダウンを促進!



スマホ買い替えの選択肢として、早くも浸透した感のある「格安スマホ」。月々の利用料金が安くなるその仕組みを、デジモノのプロ、デジタルライターのコヤマタカヒロさんに聞きました。

格安スマホについて、基礎から教えてください!

「これまでスマホの端末は、基本的に独自の回線を持ったキャリア(大手携帯電話会社)が発売していました。しかし、キャリアを通さず、メーカーが安く端末を提供しているのが、いわゆる格安スマホです。キャリアモデルの端末の多くが日本市場向けに性能を重視しているのに対して、格安スマホの端末は比較的コストを重視した作りであり、また世界各地で販売するグローバルモデルなので、キャリアモデルと比べて低価格で販売することができます。」

では、コスト重視の格安スマホの性能はイマイチなのでしょうか?

「スマホの性能が向上している現在においては、普及クラスの製品でもその性能はなかなか。以前の格安スマホは、HD動画の再生がもたつくなどの問題がまだまだありましたが、最近のモデルでは快適に再生できるようになりました。動画再生やアプリの操作など、基本的な動作も十分満足できるクラスです」

使い勝手に問題がなく、それでいてコストが安いなら、ユーザーとしては大歓迎!

「また、格安スマホが実現できたもう1つの大きな理由として、他社の回線を利用してサービスを提供するMVNO事業者が充実してきたことがあげられます。それによって、SIM(スマホに電話番号を持たせるためのICカード)の種類が増え、デジタルに詳しい上級者でなくても、導入しやすくなりました。多くの料金プランから選択が可能で、月間の通信容量に制限を設けることで、データ通信のみなら月額1000円以下から、音声対応でも2000円以下から導入でき、いわゆるキャリアが提供する回線の「パケット定額+通話」の、2分の1から3分の1程度の費用で導入できるというメリットがあります」

端末本体だけでなく、通話料や通信費など月々のコストが安いのは、正直助かりますよね。スマホ選びの際に注意する点も教えてください。

「性能だけで比べると、各キャリアの最新フラグシップモデルの方がやはり上。しかし、使い勝手については、高性能のモデルと同じAndroid OSを搭載しているので、差はありません。むしろ、キャリア端末に搭載されているような、あまり使わず、削除もできないアプリがないため、快適な部分もあります。自宅にWi-Fiがあり、外出中はメールやウェブ閲覧がメインだという人には特にオススメです」

低コストながら使い勝手よく、快適なスマホライフを実現してくれるという「格安スマホ」。たとえば、BIGLOBEの「うれスマ」なら、月間通信容量1GBのエントリープランの場合、端末とセットで月額2980円(税別、25ヵ月目以降1800円)と、かなり魅力的。さらにデータ通信のみなら、端末とセットでなんと月額2280円(税別、25ヵ月目以降900円)にまで抑えられるプランも!  スマホ買い替えの際には、自分の利用スタイルをしっかり検討して、最適なプランを選ぶことが、上手な節約ライフへの近道になりそうです!

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