気になる“あのコ”のシゴトーク/210

森川葵の物忘れが激しすぎて…

2015.01.16 FRI


撮影:林和也
「作品の取材で過去のことを聞かれるんですが、私はあまり覚えていなくて。ほとんどすぐ忘れていくというか。だから、聞かれたときに記憶のなかから拾い上げるのが大変なんです」

モデルとしてデビューし、今や女優としてもドラマや映画に引っ張りだこの森川 葵ちゃん。過去にこだわらないだけに、いささか忘れっぽいみたいだけど、女優をしているからにはそうもいっていられない。

「セリフ覚えなんかは、スーッと入ってスーッと抜けていく感じです。どうにか覚えていきますが…。勉強でも、テストの前に必死で頭にたたき込むんですが、そのあとすぐ忘れてしまって…。だから数学の応用問題は苦手です」

現在19歳。18歳のときに撮影し、1月17日に公開する映画『チョコリエッタ』では少女・知世子の役を演じているが、葵ちゃんのかすかな記憶をたどると、新鮮な現場だったようだ。

「この作品で初めて体験したのは、『知世子を演じる』というより『知世子として生活する』みたいな感覚でした」

すなわち、実にすんなり役柄に入り込めたということ。自分の居場所を見つけられず、「死んでしまった犬になりたい」と進路希望に書いた知世子は、映画好きで変わり者の先輩・正宗(菅田将暉)とともに、カメラ片手に“ここじゃないどこか”を求めて旅に出る。

「実は(知世子のことを)あまりわかってなかったんです。だって自分のこともよくわからないのに、演じる役の気持ちはもっとわからないですよね。でも私も知世子もずっと揺れ動いていたし、それが共通点だとしたら、その部分がリンクしていたのかもしれません」

「今やれといわれてもきっとできない」と語るだけあって、青春期特有の繊細で多感な雰囲気を見事に演じているが、本人はいたって謙虚だ。

「私はモデルとしてこの世界に入ってきたので、演技の上での正解というのがまだよくわからないんです。失礼な言い方かもしれないですけど。私はまだまだ駆け出しですから、きっとこれから(自分の型を)作っていく感じなんだと思うんです」
(吉州正行)

  • 森川葵

    1995年愛知県生まれ。2010年「ミスセブンティーン」に選ばれ、モデルデビュー。2月14日には出演映画『おんなのこきらい』の公開を控える。ちなみにいつか挑戦してみたい仕事は「声優です。アニメが好きなんですよね。けっこううるさくて、作品の最後までしっかり見て、善し悪しを判断するタイプです」
  • 『チョコリエッタ』

    心を閉じてしまった少女・知世子(森川 葵)と、そんな彼女にカメラを向け続ける変わり者の先輩・正宗(菅田将暉)による、不思議な青春ロードムービー。ちなみに葵ちゃんは劇中で坊主頭を披露しているが、「とくに抵抗なく、むしろ短くすることでお風呂に入って乾かす手間がないので、楽でした」とのこと。1月17日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!

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