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新流行語「プロ彼女」特集で波紋

2015.03.17 TUE

噂のネット事件簿


単語の生みの親の能町みね子のツイッター。『ヨルタモリ』(フジテレビ系)で彼女を知った人も多いのでは? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
女性誌の『ViVi』が4月号で「プロ彼女」を特集したところ、ネットニュース「BUZZAP!」などで取り上げられ、ネットで話題となっている。

この「プロ彼女」という単語は、エッセイストの能町みね子の発言から生まれたもの。昨年10月、能町と漫画家の久保ミツロウが、深夜番組でロンドンブーツ1号2号・田村淳の妻について、「インターネットで検索して自分のブログとかが出てこない人」「元モデルでも一般人感が出ている」といった部分で好感が持てるとしたうえで、こういった女性を「プロ彼女」と表現し、一般に使われるようになった。

その後、西島秀俊や伊藤英明らが結婚した際にも、相手の女性を評する際にこの単語が用いられたが、徐々にその意味は変化。“都合のいい女”と揶揄する意味でも使われるようになった。また、サイバーエージェントが20代以上の女性を対象に行ったアンケート調査に基づく「女性が選ぶ2014年女の流行語」では、「プロ彼女」が9位にランクインしている。

『ViVi』に掲載され、話題となっているのは、「“プロ彼女”だったらこうする! How to実例集」と題された特集だ。これは“フツウの彼女”と“プロ彼女”を、シチュエーションごとに比較したもの。例えば、ファッションやメイクに関しては、「トレンド最優先のオシャレファッション」と「男ウケするコンサバきれいめ」(前者がフツウの彼女、後者がプロ彼女の順。以下同様)。「彼に作る料理は……」というケースでは、「カンタン洋食メニュー」と「常に10品以上の和食」、「彼が浮気をしたら……」というケースでは「メチャクチャ怒る」と「『帰ってきてくれたらいい』と笑顔で許す」といった具合だ。

特集には、「プロ彼女」という言葉に皮肉も込められていたようだが、ツイッターでは、

「これ面白いな。これが完璧にできる女は凄いと思うんだけど」
「自分の意思でやってるんだからいいんじゃないの?」

と、肯定的な意見もある一方、

「まさか、最近の若い子がこれ実行したりするほど馬鹿じゃないと信じたい」
「なんていう都合のいい女 これ続けてたら何してもいい女って思われて雑に扱われるわ」
「バカじゃないのぉ!全く現実的じゃ無い!」

など、率直に受け止めた人から否定的な声が多数投稿されるという事態に。

能町は、この件についてツイッターで、

「『プロ彼女』は皮肉や嘲笑も込めた言葉だと知った上で取り上げたいので話を聞かせてほしい、と依頼があったんですけど、私はあの言葉を番組以外で広める気がないので断りました。皮肉だと知っててあんな取り上げ方をするなんて馬鹿げてるし、あんな形でまとめるつもりだったなら断ってよかったです」

と述べており、“皮肉なら皮肉なりの作り方があるはず”と取り上げ方に対して不満があるようだ。使われ方によって、良くも悪くもなる言葉「プロ彼女」だが、現状では「言われて嬉しい言葉」「ホメ言葉」ではないようだ。

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