宮崎駿監督に短編作品でも手掛けてほしい!?

ジブリ映画にしてほしい童話1位は

2015.05.15 FRI

世論調査


様々な角度から古典的名作『不思議の国のアリス』を読み解いた特集号『ユリイカ 2015年3月臨時増刊号「150年目の『不思議の国のアリ ス』」』。表紙は人気画家ヒグチユウコ。原作の挿絵の雰囲気ともリンクする
2013年に『風立ちぬ』を公開後、72歳で長編映画からの引退を宣言したスタジオジブリの宮崎 駿監督。世界中から惜しむ声が寄せられ、その余波もあってか昨夏には「ジブリ解散」説まで飛び出した。幸い解散説は否定されたが、今年はジブリ新作が不在の夏を迎える。ファンとしては短編でも宮崎 駿監督の新作に期待してしまうところだが…。そこで、幼い頃からジブリ作品を観て育った人が多い20~30代の社会人200人(男女各100人)に「ジブリ映画にしてほしい海外童話」をテーマにアンケートを行った。

〈ジブリ映画にしてほしい海外童話TOP10〉
(1~3位を選択してもらい、1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptとして集計。協力/アイリサーチ)

1位 『不思議の国のアリス』 115pt
2位 『マッチ売りの少女』 111pt
3位 『シンデレラ』 107pt
4位 『オズの魔法使い』 100pt
5位 『ピーターパン』 87pt
6位 『白雪姫』 81pt
7位 『星の王子様』 77pt
8位 『ジャックと豆の木』 62pt
9位 『眠れる森の美女』 52pt
10位 『ロビンフット』 50pt

今年で発行150周年を迎えるルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』が1位に。ほかにも、ディズニーなどによって映像化されている人気作に票が集まった。回答者の皆さんに、それぞれの作品を選んだ理由と、ジブリ映画にしたらどんな作品になりそうか尋ねたところ、こんなコメントが寄せられた。

【1位 不思議の国のアリス】
「ファンタジーの世界を表現するのが上手だから。ハウルの動く城のようなテイストで、アリスの世界を作ってほしい」(34歳・女性)
「ジブリならではの、はらはらした展開が丁寧に描かれそう」(30歳・女性)
「不思議の国の風景を、ジブリの映像表現で見てみたいから」(29歳・男性)
「一番話を膨らませやすそうに思えたので」(35歳・男性)
「楽しいキャラクターができそう」(38歳・女性)

【2位 マッチ売りの少女】
「あの切なさをジブリでほんわか表現してほしい」(30歳・女性)
「悲しいところをしっかり描いてくれそう」(30歳・女性)
「マッチつけて見える世界がおもしろそう」(27歳・女性)
「画像が良く感動しそうと思う」(36歳・男性)
「苦しいところから幸せになるので」(39歳・女性)

【3位 シンデレラ】
「ガラスの靴がみたい」(35歳・男性)
「日本人向けの繊細な心の機微が描かれそう」(34歳・女性)
「宮崎駿の絵で見てみたい」(34歳・女性)
「子どものころ一番すきな話だったから」(34歳・女性)
「子どもから大人までわくわくしそうな映画」(29歳・女性)
「女の子のあこがれだから」(34歳・女性)

【4位 オズの魔法使い】
「ダイナミックな中に繊細さが共存した作品になりそうだから」(32歳・女性)
「キャラクターに特徴があって良いから」(36歳・男性)
「キャラクターが個性的で楽しく描けそうだから」(33歳・男性)
「竜巻で別の世界にとばされるというストーリーが夢のあるジブリにぴったりだと思うから」(31歳・女性)
「和風な感じになりそうなので」(38歳・男性)

【5位 ピーターパン】
「ジブリの世界観と合っているような気がして、夢がありわくわくできるので」(34歳・男性)
「子供に夢を与えられるから」(37歳・男性)
「含蓄のあるストーリーなのでジブリ映画で見てみたいので」(31歳・男性)
「より内容が濃くなりそう」(32歳・女性)
「昔から大好きだから」(34歳・女性)

『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』など、ファンタジックな世界観と個性的なキャラクターを併せ持つ作品を、ジブリならではの繊細な心理描写を交えて映像化してほしいと期待する人が多いようだ。

また、6位以下の作品にも以下のようなコメントが寄せられている。

【7位 星の王子様】「世界観の雰囲気があっているし、素敵な音楽とセットで楽しめそうだから」(33歳・女性)、「対象年齢不詳の、難解なアニメーション映画」(32歳・女性)
【9位 眠れる森の美女】「3人の妖精が好きだから。世界観もキレイで色鮮やかなイメージ。 ジブリになったら和風な世界観、和風なオーロラ姫が見たいです」(31歳・女性)
【10位 ロビンフット】「 戦うことの意味を幅広い観念で描いてくれそう」(32歳・男性)

大人になって読むとまた違った見方ができる『星の王子様』には、そのまま難解な話にしてほしい、という声があるのが印象的だ。

はたして新作発表がいつになるか分からないが、このTOP10の作品にひとつだけでも出会える日がくると嬉しいのですが…。

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