父親歴13年、3人の子と接してわかったことは…

イクメンと真逆?加藤浩次の父親論

2015.05.28 THU

格好いいパパに!オトコの子育て道場


かとう・こうじ 1969年小樽市生まれ。13歳の長女、10歳の長男、9歳の次女の父。コントライブの第2弾『イルネス製作所~今世紀最大の発明~』が7月4日(土)、5日(日)、極楽とんぼの単独ライブの行われた東京グローブ座で。http://illness.jp/
加藤家に家訓はない。

「たぶん僕、“イクメン”という言葉の真逆にいますよ(笑)。長女が生まれるとき、父親のできることなんて実はたかが知れてるんだなって痛感したんです」

奥さんが痛がって苦しんでいるときに、何もできないということを思い知らされたという。

「ただ横にいて、せいぜい背中さするぐらい。それだって“さすり方がおかしい”って怒られるんですから(笑)。男って所詮何にもできないという楔を打ち込まれたんですよね。だから子供ができて変わった点は、正直ないです」

仕事をがんばる。世間話はする。暇なときにはぷらっと出かけたりするぐらい。父親歴は13年、3人の子供に接して、わかった。

「全員オレと妻の遺伝子ですから、そんなに大したもんじゃないと予想はしてたんですけど、3人とも全然性格が違うんですよ。それは自我が芽生え始めたときから明らかで。親がそこを全部俯瞰して、アイツら全員をうまく導いていくなんておこがましい(笑)。オレの考えなんて及ばねえよなあって」

だから完璧な子育てなんて望むべくもない。ノリや気分でものを言うのもしょうがない。

「理不尽なことをしてやろうとは思ってないですけど、理不尽があって何が悪いのとは思いますね。だって世の中、理不尽の塊だし。そのときに杓子定規に“それは理不尽です!”って言ってもしょうがないでしょう。“まあそんなこともあるな”と、飲み込んで乗り越えられるほうが強い。あるいは何らかの理不尽が発生して自分のほうが優遇されることがあるなら、そのことをきちんと認識できていれば、まわりのヤツらに気を使うことができますよね」

子供扱いはしない。目線を下げず大人とほぼ同等に扱う。ただ、上の女の子は13歳。思春期まっただなかである。少しずつパパ離れの兆候も見られるという。

「それはしょうがないですよ。そんなもんだもん。親ってそんなに大層なもんじゃないから。子供たちは、どんなときでも、自分が置かれてる状況を楽しんで生きてくヤツになってほしいですね。稼いでなくても職にあぶれてても」
(武田篤典/steam)

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