羽ばたきで飛ぶ、新しい空ラジコン

空中散歩を人造鳥類で楽しむ

2015.06.12 FRI


全長:170mm、全幅:330mm。USBケーブル、スペア主翼などが付属。要専用アプリ(無料ダウンロード)。対応スマホはiPhone 4S以降、またはiPod touch第5世代以降、Android 4.4以降、Bluetooth4.0 SMART搭載の端末 ※上記条件を満たしていても動作を保証するものではないことを予め御了承下さい
これまで空で遊ぶラジコンは、飛行機やヘリコプター、最近では四翼のクアッドコプター(いわゆるドローン)など、プロペラを回して飛ぶのがあたりまえ。特殊な例でジェットエンジン搭載のものもありますが、空のラジコンといえば、まずプロペラで飛ぶものでした。

そんな常識を覆す商品が、このスマホで操作する『バイオニックバード』です。その推進力は鳥のように羽ばたく翼で得られるもの。空を飛びまわる姿は遠目には鳥としか見えず、実際に公式動画では同類の仲間(?)と勘違いした本物の鳥が集まってくる様子が見られます。

飛行している姿、操作感は独特で従来のプロペラ式とは全く異なります。例えば最近一般的になったクアッドコプターは、ホバリングはもちろん、垂直に上昇下降ができ離陸着陸も簡単。動力が続くかぎり落ちないように姿勢も自動制御してくれるので。初めて触っても一通り飛ばして遊ぶことはできます。

一方、この『バイオニックバード』は、飛び立つ際は紙飛行機のように上手に投げ出してあげなくてはなりませんし、スピードの調整がそのまま上昇下降となっているので操作は非常に忙しい。また、自動で姿勢を制御してくれないので操作に手間取っていると途端に落ちてきてしまいます。

要するに、思いのまま動かすにはかなりのコツと慣れが必要なわけですが、その分、上手に飛ばせたときの達成感は格別。特に翼を止めて滑空させていると、きっと鳥が味わっているであろう「風に乗ってる感」を疑似体験できて気持ちいいんです。この操作感、飛行機やヘリコプターのラジコンの上級者にとっても新鮮なのではないでしょうか。

気になるのは電池の持ち具合ですが、約12分の充電で約7分半飛行させることができます。充電器が卵の形になっているのも気が利いているのですが、さらにこの充電器は持ち歩けるバッテリーにもなっており、満充電の状態で約10回、本体へのチャージが可能。つまり、外でもかなりの時間遊べるわけです。

実際に遊んでみて感じた魅力は、独特の操作感もさることながら約9.5gと非常に軽量であること。部屋のなかで遊んだ際、あちこちにぶつけたもののその軽さゆえか、家具にも製品自身にも傷がつくことはありませんでした。もっとも、人にぶつかるなどすればどんな事故につながるかわかりませんので、慢心は禁物。そこはルールを守って時と場所を慎重に遊ぶ必要があるでしょう。

鳥の羽ばたきを再現し実際に飛ぶという“人造鳥類”という趣もあるこの製品。ダ・ヴィンチに自慢したくなるようなテクノロジーと独自の飛行感を、あなたも味わってみてはいかが?
(のび@びた)

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