ネット界の“旬”なニュースをお届け!

月9大コケ「王道」が響かないワケ

2015.07.27 MON

噂のネット事件簿


“かつての想い人が親友の恋人”という“王道あるある”設定。今後どう展開するのか ※この画像はサイトのスクリーンショットです
7月にスタートしたフジテレビの月9ドラマが、1987年4月に始まって以来「初」の初回視聴率一桁をマークしたことが報じられ、波紋を広げている。

通称「月9」は、フジテレビで月曜9時に放送していたドラマが、1990年代に高視聴率を連発したことから生まれた言葉。この枠で放送されるドラマは、いわば同局のそのクールの“顔”ともいえる。ところが7月20日に放送がスタートした『恋仲』第1話の平均視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。月9史上最低を記録してしまった。

同ドラマは、俳優・福士蒼汰(22歳)主演で、女優・本田翼(23歳)がヒロインを務める王道ラブストーリー。福士演じる三浦葵が、本田演じる高校の同級生で初恋の相手でもある芹沢あかりと7年ぶりに運命の再会を果たした。しかし、あかりはその時、自分の親友の彼女。友情や葛藤など、さまざまな障害を乗り越えて、“本当の恋”をつかんでいく姿を描くという内容だ。第1話では、葵とあかり、そして親友の蒼井翔太(野村周平)らとのみずみずしい高校生活も描かれていた。

初回視聴率のニュースが報じられると、ツイッター上には、

「当たり前だろ?若者かつ肉食が総人口の10%に満たないのだから。団塊ジュニアが恋愛世代だった20年前と同じビジネスモデルは通用しない」
「初心に戻って恋愛ものをやっているらしいけど、他の枠が軒並み撤退していることを考えると、もはや恋愛ドラマの時代ではないのかと思ってしまう。時代感覚の古さが出てしまっているのかもしれない」
「月9って何かいつまでたっても90年代くらいのノリで止まっている感じがするんよな。まあフジそのものがそんな感じなんだけど」

と、ドラマの内容が「月9」という言葉が誕生した“90年代”と、今の時代感覚と合わないのではないかという指摘が多数投稿されている。

ちなみに、ドラマを見た人からは、

「月9が久しぶりに月9って感じやった
来週気になりすぎる」
「『恋仲』さすが月9って感じだったわ
出演者豪華だし、恋愛ものだし
1話目からたくさん泣かされまひた
次も楽しみ」(原文ママ)

と「王道」を歓迎する感想があがる一方で、

「女子校のみんなに優しい月9作ろうよ
いろんな意味で涙しか出てこない」
「てかさっき恋仲見たけど 現実との差wwwww」
「恋仲みてもため息しかでないこんな高校生活送ってないイケメンいない」
「最近周りがどんどんリア充になるから
恋仲とか恋愛系のもの見ててとか見ててイライラする。
非リアには関係ないこと多すぎて
ため息」

など、自分の置かれた状況を振り返り、ドラマとの違いにため息をつく…といった声も少なくない。90年代のドラマの登場人物は、美男美女ぞろいで時代の最先端の職業で働くなど“みんなの憧れ”であった。だが今の時代、ドラマで妄想や夢を抱くというより、現実の“自分”と比較しながら見る視聴者が増えているのかもしれない。
(大場嘉世)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト