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「怠け者になれ」水木氏幸福の法則

2015.12.02 WED

噂のネット事件簿


今ごろは妖怪たちと遊んでいるのか…? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
11月30日、漫画家の水木しげるさんが死去。ネットでは、水木さんが生前の著書で語った「幸せの7か条」が、話題となっている。

1922年に鳥取県で生まれた水木さんは、先の戦争で召集され、激戦地・ラバウルで左腕を失うも、戦後に貸本漫画家としてデビューし、『ゲゲゲの鬼太郎』ほか数々の名作を世に送り出した。また2010年には妻・布枝さんの自伝『ゲゲゲの女房』がNHKの朝の連続テレビ小説となり、これが大ブームに。「ゲゲゲの~」という単語は同年の流行語大賞に選ばれた。

今回ネットで話題となっているのは、2004年に発売された水木さんの著書『水木サンの幸福論』に記されている「幸せの7か条」だ。この本は、著名人が自らの人生を振り返る日本経済新聞の名物コーナー「私の履歴書」の水木さん連載分をまとめたもの。水木さんが亡くなった11月30日に、京都の古書店「世界文庫」のツイッターアカウントが「水木しげる先生の『幸福の7か条』です。水木先生、有り難うございました」との感謝の言葉とともにこの「7か条」をツイートすると、12月2日17時までに2万2000以上のリツイート、3万以上のいいねがつくなど、大いに注目を集めた。

同アカウントが紹介した7か条は以下のとおり。

「成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない」
「しないではいられないことをし続けなさい」
「他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし」
「好きの力を信じる」
「才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ」
「怠け者になりなさい」
「目に見えない世界を信じる」

戦争で生と死の狭間をくぐり抜け、漫画の世界で成功を収めた水木さんならではの、含蓄に富んだフレーズが並んでいる。この7か条を読んだ人からは、

「幸福の7か条…沁みるなぁ…」
「水木しげる先生の幸福の7か条は本当に救いになる」
「水木先生の幸福の7か条を知って、やっと自分の中の霧が晴れて報われた気がした。私はこれからも私にできることを続けていこうと思う」
「偉大な漫画家の人生経験からでた言葉で、ほんと胸にしみる。深い」
「人生の先輩から、学ぶことは多い」

と、これを噛み締めるツイートが続出した。

偉大な才能は失われてしまったが、水木さんが遺した7か条は、ほんの少しでもその喪失感を埋めているようだ。
(金子則男)

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