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「嫌なら見るな」はプロの禁句!?

2015.12.25 FRI

噂のネット事件簿


小池氏の「プロ」論 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
ネットユーザーの間では、「嫌なら見るな」というフレーズが頻繁に登場する。批判や苦情など(言いがかりに近いような)内容を投稿する人に対して使われることが多い。

2011年、俳優の高岡奏輔が、当時韓流ものを多く放送していたフジテレビに疑問を呈して大きな波紋を呼んだ際、ナインティナインの岡村隆史がオールナイトニッポンで「(高岡に対し、フジ番組を)見ぃひんねやったら見ぃへんかったらええのよ」と話したことが、ネットで大炎上。テレビ番組に出ているタレントの発言としてどうなのか、と物議をかもした。この一件以来、ネットユーザーたちは制作に携わるプロの「嫌なら見るな(読むな、聴くな)」などの発言に、とりわけ敏感に反応するようになっている。

そんななか、12月21日に漫画原作者の小池一夫氏が自身のTwitterで、

「プロが絶対に言ってはいけない事。『嫌なら読むな』『(自分の作品は)分かる奴にしか分からない』それを言っちゃあおしめぇよ!ってヤツである。(小池一夫)」

と投稿。映画シリーズ『男はつらいよ』の寅さんの口癖“それを言っちゃあ、おしめえよ!”という表現をもじりつつ、持論を展開した。

これを受け、Twitter上では改めて同問題について議論が活発になっており、

「好きでなくても嫌いでも、これ言う芸人とか漫画家とか、すごい残念な気持ちになるもんなあ」
「これには僕も概ね同意できます。コンテンツの製作者は、そのコンテンツに対する他者の評価に対して基本的には『無言』であるべきで、百歩譲っても『感謝』か『謝罪』のいずれかである事が理想であると考えます」

など、小池氏の意見に共感する声が多数投稿された。そのほかには、

「作者による『嫌なら読むな』≒『嫌なのに読んだお前が悪い』という受け取り方が主流になっている現在、『あなたには楽しめない作品ですから諦めてください』という趣旨を伝えるには別の言葉が必要である。が、短く言うと『嫌なら読むな』になってしまうのはわかる」

と考察する人も。

なお、小池氏はその後のツイートで、

「誰からもツッコまれないように、なンて考えながらでは、面白い作品は作れない。ツッコミ上等。『全ての人を喜ばせようとしない事』。誰に向かって作品を作るのか、そこがブレてはいけない。(小池一夫)」

とも。こちらにも賛同する声が多く寄せられており、小池氏の“プロ論”に、スッと胸がすく思いになったネットユーザーは多かったようだ。
(花賀 太)

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