モデル青柳文子、実は野性キャラだった!?

青柳文子

2015.12.25 FRI

今週の彼女

1987年大分県生まれ。青文字系雑誌の人気モデルとして活動する傍ら、女優業もこなす才媛。すれ違う男女の群像劇を、静かな空気感の中で描く、今泉力哉監督の最新作『知らない、ふたり』に主演。“野性味”あふれる自然な演技は必見だ。1月9日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
映画『知らない、ふたり』は空気感を楽しむ映画だ。青柳文子さん演じる小風秋子ら数組の男女が、すれ違う思いに悩む姿を描く。独自の間と、ぼくとつとしたセリフ回しが、日常を切り取ったような印象をもたらすアーティスティックな作品。

――今泉力哉監督の撮り方は、なんだかフランス映画のようですね。

「最初はどうなることかと思ったんです。感情の動きは説明してくれたんですが、かなり自由にやらせていただきました。私の芝居を“ナショジオ芝居”と呼んでくるんです。『ナショナルジオグラフィック』の番組に出てくる野生動物のように、奔放で野性的らしくて」

――小風は片思いの相手、レン(キム・レオン)のあとをつけて自宅まで行くような不思議ちゃんですが、演じるのは大変じゃなかったですか?

「ヘンな役を任されることが多くて。あとをつける行動も私にはわからないので、役柄を理解するのに時間がかかりましたね。でも小風はその行為を平然とやるから、とくに考えなくていいのかなって開き直りました」

――激しい恋模様を淡々と描きますよね。感情の起伏を大げさな芝居で表現できないのは、難しくありませんか?

「わかりやすいセリフで表現するわけでもないので、表情や間で表現するしかないんですよね。色んな出来事を説明的に語ったりしないけど、でも日常会話ってそうじゃないですか。状況説明がされないので、判断をお客さんに委ねていますよね」

――青柳さんはもともとモデルですが、女優業は楽しいですか?

「楽しいです。モデルも楽しいのですが、女優は表現の幅が大きかったり、伝えられる情報が多かったりするのが面白いですよね。色んな作品で、色んな役に挑戦してみたいです。とくに…暗い役」

――暗いんですか!? プライベートも?

「そんなことはないですよ。でもキャピキャピしたタイプじゃないんですよね。あとは…放浪癖があります。ラオスとかタイとかインドとかアジアの方をフラッと歩くのが好きなんですよね。なんでしょう。野性を取り戻したいのかな?(笑)」

――すると、恋のお相手も野性的な方がいい?

「どうでしょう。ただ、たくましい人がいいですね。旅をしたときに頼りになるじゃないですか。でもハートは繊細な人がいいです。繊細だけど、体は丈夫みたいな」

吉州正行=取材・文/春日英章(Q+A)=撮影

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