大人も学べる、科学オモチャはいかが?

野菜からハガキを作る!?スゴ技玩具

2016.01.08 FRI

格好いいパパに!オトコの子育て道場


トレー、紙すき枠、網×2、透明板が入ったキット ※別途、家庭用ミキサーが必要です
子供に買い与えるオモチャはどんなものがよいのか。悩むお父さんもいるでしょう。キャラもので子供への点数稼ぎをするのも良いですが、「科学・知育おもちゃ」という選択肢もありだと思いますよ!

こちらはアーテックの『野菜で葉書を作ろう!紙すきセット』(1296円)。実験としては定番の「牛乳パックの再利用ハガキ作り」ですが、セットに「解説書」が付属しているのがポイント。

「一般的な牛乳パックはもちろん、野菜や果実など食物繊維を含む食べ物を使って、紙を作る実験キットです。付属の解説書に手順が書かれているため、一人でも簡単に学習を深めることができます。また、作った紙で引っ張り試験を行うことで、どの食べ物に食物繊維が多く含まれているかを比較できます」(アーテック営業課・吉田杏奈さん)

なるほど。単に「牛乳パックからハガキが作れておもしろーい」以上の学びを得ることができるようになっているのがポイントなわけですね。

さて、実際にチャレンジするとどうなるのか。5歳の娘と試してみました。まずは同キットを使って、定番の牛乳パックからの紙づくり。

ところがいきなりのつまずきが。解説書を読んでわかったのは、牛乳パックは水に3~4日浸して水を含ませる必要があるということ。それを知らずに「さあ、実験はじめるぞ」と宣言した直後に「今日はやっぱりやめておこう」といきなりかっこ悪いところを見せてしまいました。

さて、気を取り直して3日後。手順に従い、表面のフィルムを剥く作業の開始です。フィルムの層のみを端の方から剥がしてとっかかりにしなくてはならないのですが、それが5歳児にはちょっと難しめの模様。それさえ手伝ってあげれば、難なく進められました。つづく、ちぎる作業は手慣れたもの。そのあとは水とともに家庭のミキサーにかけ、ペースト状になった紙を、網を載せた紙すき枠に入れて…。といった、このキットに限らない一連の「再生紙ハガキ」の手順を進めるのみ。ただ、厚みを均一にするためと、網からはがす作業をやりやすくするために透明な板が入っているキットならでは心配りが、便利に感じました。

結局のところ仕上がりを問わなければ、牛乳パックからハガキを作るのは割に簡単です。ただ正直なところ、ウチの子供は牛乳パックからハガキを作る実験までは、いまいち何をしているのかわかっていなかった様子。紙をもう一度、紙として再生させるという行為の不思議さ、面白さが伝わりきっていない感じでした。

では、野菜で紙を作る実験ではどんな顔をするのか。作業工程は同じで、ミキサーで野菜をペースト状にし、紙すき枠に入れて仕上げていきます。ただ、普段食べている野菜が紙状になるということが不思議な感じがするらしく、がぜん面白がって実験に参加してくれました。普段は怒られる「食べ物で遊ぶこと」が許されることも影響しているのでしょうけれど、かなり興味をそそられた模様。

「繊維が太い野菜であっても、丈夫な紙になるわけではない」など大人にとっても発見がありました。価格も手ごろだし、こんなグッズで子供と遊んで、いや学んでみるのもいいのでは?
(宇都宮雅之)

『野菜で葉書を作ろう!紙すきセット』(アーテック/価格:1296円)

■賢く遊べる個性派理系オモチャ 第1回

  • 冬の定番ゴミ(?)みかんの皮は紙にできるのか?
  • 最終工程、乾燥を経た状態がこちら。左から、牛乳パック、牛乳パックブレンドみかんの皮、ほうれん草、みかんの皮100%
  • みかんの皮100%は、乾いた段階でバラバラになり紙の姿にもならず。ちなみにほうれん草は、なんとか形にはなったもののすぐボロボロに崩れそうな感じで紙とは呼べない…
  • 牛乳パックブレンドみかんの皮は、いい香りのするハガキが作れそうな“紙”になりました。ちゃんとした紙になるかどうかの決め手は…キットの解説書で!

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