バラエティは「放送自粛」が必要なのか?

堀江貴文、本田圭佑「TV自粛不要」にネット賛否両論

2016.04.18 MON

噂のネット事件簿


「各々に与えられた役割を行動に移すことが求められている」と発信した本田 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
4月14日の熊本地震発生後、テレビなどで続く“自粛ムード”。これについて、ネット上で議論が続けられている。

三代目J Soul Brothersは、4月15日から期間限定で実施予定だった「Twitter絵文字企画」(「#THEJSBLEGACY」とハッシュタグをつけてツイートすると“何かが起こる”と呼びかけていたもの)を自粛。15日にはこの他、ドラマ『99・9―刑事専門弁護士―』の主演を務める嵐の松本 潤や、『お迎えデス。』の主演・福士蒼汰が、PRのための情報番組への出演、いわゆる電波ジャックを取りやめた。

またインターネットテレビ局『AbemaTV』では、4月16日に生放送予定だった『坊主麻雀』『裏ではリアル脱衣麻雀SP!!』および『帰ってきた帰れま10』の放送延期を決定。『坊主麻雀』に出演予定だった堀江貴文は、自身のツイッターアカウントで

「熊本の地震への支援は粛々とすべきだが、バラエティー番組の放送延期は全く関係ない馬鹿げた行為。人のスケジュールを押さえといて勝手に何も言わずキャンセルするとはね。アホな放送局だ」
「俺たち地震の被害を受けてない者は出来るだけ普段通りの生活をしながら、無理せず被災者支援を行うのが災害時の対応だろう」

などと持論を展開し、反発した。

これと同じく、自粛ムードに異を唱えたのは、ACミランの本田圭佑だ。本田は公式サイトで、

「僕は自粛するのは間違ってると思います。
こういう時だからこそ、各々に与えられた役割を行動に移すことが求められているんじゃないでしょうか。
それなのに、多くのケースの場合は被災者の為ではなく
『商品が売れなくなる』、『批判をされるから』という理由で自粛してるのなら、それはありえない。
本当に被災者らのことを思うなら、自粛どころか積極的にやるべきでそれを通じて何ができるかを考えたほうが良いんじゃないでしょうか」

とつづっている。

一方、“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹はブログで、

「人間らしい共感能力
あれば
自粛して工夫しょうとするのは
あまりにも当然!
人として豊かな心遣いではないでしょうか!?」

と投げかけ、別のエントリーでも「4、5日たってからなら バラエティーや娯楽 絶対に必要です!!」としたうえで、災害直後の放送自粛には理解を示した。

Twitterには一般ユーザーから、

「本当に過度な自粛はやめてほしい。
避難所にいた時、メンタルやられて、楽しい事や、元気な歌、面白いテレビにどれだけ救われた事か。阪神大震災の被災者だから言える事」
「TVが自粛する必要があるのって、バラエティではなくて被災地への無神経な報道だよな…」

など、バラエティ番組の自粛には否定的な意見が多くあがっているが、

「苦しいとき全く影響のないところで楽しくしている人を見ると何で私だけってもっと苦しい気持ちになるかも。そんな人に気遣いができてるバラエティーを放送できるかな?自粛が安全」

という意見も。

著名人から一般ユーザーに至るまで、幅広く議論されている状況だ。
(花賀 太)

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