『風立ちぬ』を抜き邦画アニメ興収で5位にランクイン!

『君の名は。』が「ジブリ」の牙城を崩し比較加速

2016.10.09 SUN

噂のネット事件簿


歴代興収ベスト100では『ジュラシック・パーク』を抜いて15位、1位は『千と千尋の神隠し』 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
10月4日時点で、アニメ映画『君の名は。』の興業収入が累計で130億円を突破。邦画アニメでは同120億円のジブリ作品『風立ちぬ』(2013年)を抜き、歴代5位となったことが興行通信社の調べでわかった。残りの4作品がジブリ作品とあって、「ジブリ」との比較論が勢いづいている。

『君の名は。』は、1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉と東京で暮らす男子高校生・瀧が夢の中で入れ替わり互いに惹かれ合う、少女と少年の恋と奇跡の物語。劇中歌を手掛けたロックバンド「RADWIMPS」の楽曲をはじめ、作品のモチーフとして登場した地を巡礼する聖地巡礼も大きな話題となった。9月23日には、興行収入が100億円を突破していた。

そして今回、邦画アニメの歴代上位5作品に『君の名は。』がランクイン。1位は308億円で『千と千尋の神隠し』(2001年)、2位は196億円で『ハウルの動く城』(2004年)、3位は193億円で『もののけ姫』(1997年)、4位は155億円で『崖の上のポニョ』(2008年)という順位となっている。ネットではかねて『君の名は。』と「ジブリ」作品を比較する声はあったが、そのジブリの牙城を崩したことでTwitterでは、

「半信半疑で観た『君の名は。』でボロ泣き。こりゃあジブリ超えるよ。だって美しかった、全てが」
「『君の名は。』は、ジブリにとっての千と千尋であり、時をかける少女の衝撃であった」
「君の名は。の凄さを実感しようと思ったらジブリの凄さを実感した」
「『千と千尋の舞台』って紹介される台湾仇分へ未だに大勢の日本人観光客が訪れていることを考えるとジブリのとんでもなさを実感する」(原文ママ)

とジブリを引き合いに出して賛否両論が巻き起こっているようだ。さらに、

「『君の名は。』は、単独で見に行きたい人が行く。だがジブリ映画は親が同行して子供に見せるというアドバンテージがあるから、単独で見に行く映画と比較したら倍に増える」
「面白い面白くないというより、宮崎駿ジブリが無くなった喪失感を埋めようとメディアが必要以上に騒いだだけやけどね」
「『君の名は。』ではなにやら、ジブリの元動画マンを正社員雇用して作ってると言う話で、同じ人なのかは知らないけど、なんか伝承されたのかなあって思ってる」

とそれぞれのスタイルでヒットを分析しているようだ。一方で、

「なんか最近、君の名は。とジブリ作品を比較しすぎじゃないかなぁ….勿論、自分はどちらも1位!だってそれぞれの良さが違うんですから」
「君の名は。が興行収入いくら!とかポスト...とか、さわいでるけどさ、そこじゃないよな...何よりジブリではないわけだから比較しなくてもいいのでは、と」
「君の名は。をジブリとかと比較してる人の話いるけど、個人的には全く別もの」

と比較は無意味であるという声さえも噴出している。

ジブリ作品を抜いたことはもちろん、アニメかつ美麗な映像、幅広い鑑賞者層などジブリとの共通点もあってか、盛んに比較論が語られることになったようだ。ちなみに日本の歴代興収ベスト100では15位にランクイン。1つ上には『E.T.』と『アルマゲドン』というハリウッドの大作が鎮座している。どこまで記録を伸ばすことができるのか注目したい。

(山中一生)

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