過去には大遅刻で「終わった」…が、経験は自信に繋がる

野村周平「大事なのは“主張”すること」

2017.02.27 MON

フレッシャーズ 生活白書「R22」 > ロングインタビュー
野村周平
のむら・しゅうへい
1993年兵庫県生まれ。2010年俳優デビュー。最新の主演作は河野裕によるベストセラー小説の映画化作品『サクラダリセット』。旬の若手が揃い、みずみずしい青春ムービーながら、深みのある良質なサスペンスに仕上がっている。前篇は3月25日(土)、後篇は5月13日(土)に連続ロードショー!
映画『サクラダリセット』は見応えのある作品だ。住民の半数以上が〝能力〟を持つ咲良田市を舞台に、野村周平さんは過去全ての記憶を保持できる能力を持つ浅井ケイを演じ、3日前に時間をリセットできる春埼美空(黒島結菜)とともに、失った過去と危機に立ち向かう。

「率直に面白そうだと思いました。能力の演技は大変だと思いましたが、台本を読んでイメージできたんです。ただオレと性格は全然被らない。もともと役に自分を照らし合わせませんし、自分が演じればそれが正解ですから」

劇中で見せる表情は寡黙。能力を駆使して因果を変える緻密なプロットは観客を驚かせ、見返したくなる深みがある。一方素顔はムードメーカー。この取材でもユーモアを交えて話し、撮影現場でも率先して明るく振る舞ったらしい。23歳、若いがキャリアは7年目。

仕事の意識が認識を変え、大きな自信に繋がっていく


「高校時代から仕事をしていて、学生なのに仕事の苦悩が多くて。芸能界入りたてのころはいろんな誘惑から自分を見失ったことも」

だが「やり直したい」とは思わない。作品にちなんで「リセットしたいことは?」と問うと、「大ヒット映画に出たかったことくらい」というが、過去には失敗もあった。

「ゲスト出演した作品のクランクインで大遅刻して、終わったと思いましたね。今はもうないですよ。大学行くかどうか悩んで、役者に集中すると決めたときから“仕事だ〟という意識が生まれましたから」

加えて、この仕事には浮き沈みなどリスクの存在も認識している。

「それを背負えないとできない仕事だと思います。ただ経験が自信に繋がっているので、不安はないです。どんな仕事もそうじゃないですか。後悔しないように、常にベストを尽くしています」

そのうえで大事なのは「夢を大きく持つこと」。

「不動産収入(笑)。いや、好きなことのためには元手が必要ですから。そのために仕事を頑張る。メリハリも大切だから、休みもきちんとほしい。日本人の性格上、口に出せないかもしれないけど、ちゃんと主張すべきことは主張することが大事だと思うんですよ」

吉州正行=取材・文/林和也=撮影/NORI=ヘアメイク/吉本知嗣=スタイリング

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