映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』がヒット

ところで“チェ・ゲバラ”って何をした人でしたっけ?

2004.11.18 THU

アート系劇場の恵比寿ガーデンシネマで、またしても連日大ヒットを記録する映画が上映されている。

その映画の名は『モーターサイクル・ダイアリーズ』。キューバ革命の指導者で、若くしてその生涯を閉じたチェ・ゲバラの青春の日々が描かれた日記の映画化だ。

チェ・ゲバラと聞いてすぐに思いつくのは、ベレー帽をかぶった顔写真がプリントされたTシャツやポスターで、実は何をした人なのか知らない人も多いかも。ということで、ここで彼の人となりについて解説しよう(かなりサワリですけど…)。

チェ・ゲバラ。本名エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナは、1928年にアルゼンチンの裕福な家庭に生まれる。医学の道を志すエルネストは、23歳の時友人とオンボロバイクで南米大陸縦断の旅に出発。その際、貧富や差別などのさまざまな理不尽な事柄を見聞きし、マルクス主義(労働者が資本家から搾取されているとする、マルクスの社会思想を基とした共産主義のこと)に傾倒。

その後メキシコに渡り、亡命中のカストロを助けキューバの独裁政権打倒のためゲリラ活動を指導し新政権を樹立するも、捕らえられ39歳の若さで処刑された。

搾取する富裕層の人間でありながら、人間の尊厳と平等を唱える理想主義とその情熱は、ジョン・レノンを始め世界中で熱狂的に支持されている。しかし、そんなゲバラは同じ革命家として坂本龍馬を大変尊敬していたそう。

上映中の本映画は、このゲバラが革命に身を投じるターニング・ポイントとなった南米大陸の縦断旅行記だ。ロード・ムービーとしても楽しめるし、後のチェ・ゲバラを彷彿とさせる情熱や人間愛の深さなど、人間的魅力もフンダンにスクリーンに映し出されている。“熱い”何かを注入したいアナタにオススメです。

この映画を観たら、思わずTシャツをGETしたくなっちゃうかも!?

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