リアル版「ゲームセンターあらし」!?

日本初のプロゲーマーが誕生!その視線の先に見えるものは?

2005.03.10 THU

「将来、何の役にも立たないんだからゲームなんてやめて勉強しなさい!」。少年時代、目を三角にしたお母さまからそんな叱責を受けた方も多いだろう(筆者含む)。「遊び」なんだからそんなこと言われても…と当時思ったものですが、現在、ゲーマーにはレッキとしたプロが存在するって知ってます? あまつさえ、そのトッププレイヤーは年収数千万円(!)にものぼるという事実を。

このほど日本でも、PCパーツの輸入商社アスクが“SIGUMA”名義で活動する寺部鉄兵氏(24)とプロ契約を結んだと発表。ここに本邦初のプロゲーマーが誕生した。今年、SIGUMA氏は世界9カ国を転戦するゲーム大会「CPL2005 ワールドツアー」にアスクのサポートを受けて参加する。賞金総額は約1億300万円という世界最大規模のコンテストだ。

アスクによれば、豪華景品や賞金がかかったゲーム大会は96年ごろから各地で開催され始め、スポーツのように勝敗を競い合う“e-sports”という概念が生まれてきたという。競技は3D対戦型のソフトを使って行われるのだが、実際の大会の映像を見たところ、掛け声をかけあったり、勝ったら歓声を上げて抱き合ったりと会場はかなりホットだ。

「このあいだトルコでトップクラスの選手と対戦する機会があったんですが、まだまだレベルの差は大きいと感じました。でも、このツアーの間になるべく上位の成績を残して“e-sports”の普及に貢献できれば、と思ってます」とSIGUMA氏は語る。彼が新しい形のプロアスリートとして高い意識を持っていることは明らかだ。

水と油のように思われているスポーツとコンピュータゲームだが、もともとスポーツだって遊び(ゲーム)から始まったもの。近い将来、オリンピックにゲーム部門が新設! なんて日がくるのもあながち夢じゃないかも知れません。期待してます、SIGUMA選手!

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