GWにユル~い日本映画はいかが?

日本のB級映画をリスペクト「みうらじゅん的映画祭」

2005.04.21 THU

世界三大映画祭といえば、言わずと知れたベルリン、ベネチア、カンヌ。世界が注目するそんな華やかさとは無縁の“ある意味注目”な映画祭がGWを皮切りに開催されるのをご存じだろうか。

それが『みうらじゅん的映画祭』。4月30日から5月27日の間、渋谷・ユーロスペースで連夜のレイトショー公開となる。選者はもちろんみうらじゅん氏。彼が青春時代に見た50年代後半~70年代の日本映画の中から厳選した10作品を、なんと本人による前説ビデオ付きで上映するという「勝手なお世話の映画祭(みうら氏談)」なのだ。

さらに映画祭の一環として、上映10作品の中でもっとも“みうら純度”の高かった作品を一般投票によって決め、最高賞として「金の蛙賞」を授与するという手の込みよう。この映画祭を企画した株式会社パンドラさんにお話を伺った。

「映画が簡単に消費されがちな今日だからこそ、みうらさんの面白すぎる着眼点によって、埋もれていた旧作に光が当たることに意味があるんです」

そう、あのみうらじゅん氏が選んだ映画ということは当然ひとクセもふたクセもある作品ばかり。手作り感満点の着ぐるみ特撮映画やフェロモン満載で突っ走る青春映画もあれば、知る人ぞ知る隠れた名作も実はあったりする。

「話題の新作映画が出揃うGWにわざわざB級映画なんか…」とおっしゃるアナタ、甘い甘い。日本のB級映画といえば、たとえば『キル・ビル』のクエンティン・タランティーノ監督も影響を受けたと公言しているのだ。日本映画黄金時代の一翼を担ったこうした作品たちへのリスペクトを外国人に任せておく手はない。

みうら氏いわく「映画を見れば人生がわかる」。純愛映画に飽きたあなたもハリウッドの大作はおなかいっぱいというあなたも、このGWは普段見ることのない日本映画を見て“人生”を味わってみてはいかが?

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