作者は男か女か? ネットも騒然

「フランス書院」新人賞をなんと16歳高校生が受賞!

2005.07.21 THU

美少女作家・綿矢りさが史上最年少19歳で芥川賞を受賞して話題になったのは2004年2月のこと。あれから1年半。実は最近、ある文学賞を綿矢さん以上に若い作家が受賞し、ネットを騒然とさせている。その作家の名前は「あおぞら鈴音」。なんと16歳の高校生で、しかも彼女(彼)が受賞したのは、あのフランス書院が主催する第一回美少女文庫新人賞というエロ小説の賞なのだ。

知らない人のために説明すると、フランス書院というのは黒い背表紙に黄色いタイトル文字で知られる官能小説の老舗ブランドで、登場するのは「女教師」「義母」「人妻」といったオヤジの妄想全開の世界。今回の美少女文庫は、そのフランス書院が2年前に立ち上げた萌え系のライトエロノベルなのだが、それにしたって16歳の高校生が官能小説を書き、賞まで受賞したのだから、まさに萌え、なのである。

最大の疑問は、あおぞら鈴音さんが16歳の女子高生なのか男子高生なのか、ということ。官能小説の作者は覆面作家の場合が多く、特に今回は高校生でもあるだけにプロフィールは一切公表されていない。でも一応、担当編集者に訊いてみると――。

「実は作者はなにより親バレを恐れていて、有名進学校に通う16歳の高校生という以外のことはお答えできないんです。ただ、クラスでも今回の件が話題になったらしく、みんなが自分のことを話しているのを聞いて赤面したとは言っていました」(「美少女文庫」副編集長・森川洋平氏)。

まあ案の定の答えだったわけだが、ヒントはある。今回の受賞作『こいねこ~君に逢えたら』を読んでみると、クラスの友だちから気持ち悪がられている男子高生を主人公に、彼と幼なじみの巨乳美少女、そしてネコ耳の美少女メイドとのエッチなシーンが満載と、まさに萌えの王道をいく内容。果たしてこれを書いたのは女子高生か、それとも…。読みながら、作者が男か女かと考えてみる――これも新しいエロ小説の読み方なのだ。

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