祝! 『まんが日本昔ばなし』ゴールデン復活

“声の名優”市原さんと常田さんに当時の「昔ばなし」を聞きました!

2005.09.16 FRI

む かーしむかし、『まんが日本昔ばなし』(企画製作 川内彩友美愛企画センター)というたいそう面白いアニメ番組があった。日本中の子どもたちが夢中になって見たもんじゃった。これがなんと、10月からゴールデンタイムで再放送されるんだそうじゃ――。

同番組は75年から94年まで計952回(レギュラーのみ)放送された。このうち、後期作品を中心にビデオ化されているが、今回の復活で初期の作品を中心にデジタル処理を施した新映像で見られる。

業界では「野球中継の視聴率が不振とはいえ、30年前のアニメまで引っぱり出さなきゃならないほどコンテンツ不足なのか…」という邪推もあるようだが、でも待てよ? 「♪ぼうや~よい子だ ねんねしな~」という主題歌は今でもソラで歌えるし、声の出演の名コンビ、市原悦子・常田富士男のかけあいは永遠に色褪せることのないエバーグリーン。

そんなお2人に当時の話を伺ってきた。目の前には、おきゃんな町娘のような声の市原さんと終始ニコニコ顔の常田さん。

常田「収録が毎回楽しみでね(笑)。この2人だと短編でも素晴らしい冒険ができるんですよ」
市原「この番組は人間の闇や差別、不幸、異形の者、災害など“畏怖すべきモノ”も描いていてゾッとします」
常田「市原さんの十八番の“山んば”なんて、横で聞いてて母性さえ感じましたね。あぁ、お袋みたいだなあって(笑)」

番組プロデューサーは言う。「素朴な作風に隠れちゃってますが、撮影は全話、劇場映画と同じ35ミリフィルムによるもの。また、その後のアニメーション界を支える人材を多く輩出した“超意欲作”でもあるんですよ」(毎日放送・丸谷さん)。

まさに「天から与えられたような作品」(市原さん)。新作の放映予定がないというのは残念だが、ろくろ首のように首をなが~くして待ちたいと思うのじゃった。

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