有意義な会議ができるようになる!?

『すごい会議』は本当にすごいのか?

2005.11.02 WED

『すごい会議』(大和書房)が売れているらしい。本誌ランキンレビュー会議にこれが役立たないか~と提案してみると、「まずはどっかの会社で試してきてよ」(本誌編集長)という思いがけないミッションが。ど、どっかって…と思いつつ、映像制作会社を起業したばかりの友人に、半ば強引に経営方針会議を開いてもらうことにした。

当日、会議に集まったのは同社社員5名+私(司会役)。「さて諸君、携帯電話をオフにして、私の質問には手元の紙に書いてから発言してください」と、それっぽく会議スタート。同書によると、これには「考えがまとまる」「発表に時間がかからない」「書いている間は他人の意見が聞こえないので、他人の意見に左右されない意見が出せる」というメリットがあるそうだ。

『すごい会議』を参考にした大まかな会議の流れは次のとおり。「会議の目的を確認」→「いま達成できていることを考える」→「現在直面している問題を“どのようにすれば”に置き換える」→「○年△月×日までに、○○○○(数字や効果)を達成するという具体的な目標を設定」→「その目標達成のために何をすればいいのか」→「各担当を決め、約束リストをつくる」→「その進行管理方法を決める」…紆余曲折もあって、会議の時間は実に5時間半に及んだ。

終了後、出席者に感想を求めてみた。

「社外の司会進行役がいたこと、発言の前に自分の考えを紙に書いたことで、ほどよい緊張感がもててよかったです。でも、ちょっと長すぎ」(同社員)

「経営方針を見つめ直すいいきっかけになりました。この会議だけでたっぷり仕事した気分ですが、これをやり遂げなきゃ意味ないんですよね…(苦笑)」(同社代表)

そりゃごもっとも。会議の内容によって参考になる・ならないはありそうだが、「いつも同じ人しか発言しない」「会議で結論が出ない」などの問題に直面しているなら、この手の会議本を参考にしてみるのも悪くはなさそうだ。

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