書評エッセイでカミングアウト!?

さとう珠緒に聞いてみた「ぷんぷん」って演技?

2005.11.10 THU

ぷんぷんとかやってるけど、本当はさとう珠緒って頭いいんじゃないか?」。実はいま、そんな疑問があちこちであがっている。きっかけはWEBダ・ヴィンチで連載されている「さとう珠緒のバカブックガイド」。この内容がなんというのか、すごいのだ。

たとえば『電車男』を取りあげた第1回では、《キモいものはキモいんです!「萌え~」ですって!? もう一回、言わせてください。キモい!》と、いきなりオタクを「キモい」呼ばわり。オタクや2ちゃんねらーから大反発を買い、一方で『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者を《この本を読んで私が一番勉強になったのは、「こういう人とは絶対つき合いたくない」ということ》と一刀両断。かと思うと、たとえば『電車男』のエルメスについて《ティーカップなんて贈ります? しかもエルメス! 私なら菓子折で済ませちゃうなあ。予算2000~3000円くらいで》と鋭い疑問を突きつける――。その内容はエグいうえに、知性まで感じさせるのである。

そこでさとう珠緒本人に、あの「ぷんぷん」って演技? と聞いてみると――。

「え~、そんなことないですぅ~ でも20代のころって、バラエティ的にも建前を言わなきゃいけないポジションだったんですけど、30代になって、負け犬ブームとかがでてきて、もう本音を言ったほうが面白いよね、という話を、ちょうど先日、青田典子さんとも話してたんですよ~」

そういえば、彼女は『電車男』の回でこうも言っている。《私、昔からオタク系の人からは好かれないんです。戦隊モノやってたのになあ。(略)秋葉系の人は見る目あるって証拠ですよね。ゆうこりんはオッケーで、さとう珠緒はダメ…ってことは、私のウソを見破ってるってことでしょ(笑)》。どうよ、この開き直り。そう、おそらく「バカブックガイド」はさとう珠緒という女性タレントによる本音のカミングアウトなのであり、新しい「芸」のスタイルなのだ。ぜひ一読を!

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