「一気!」流行から20年―

もはや日本の若者の伝統芸能!?『全日本コール選手権』開催!

2006.01.05 THU

西暦1985年――。電電公社が民営化し、NTTへと名前を変え、阪神タイガースが21年ぶりの優勝に沸いた激動の時代。開催されたばかりの流行語大賞では「イッキ! イッキ!」という言葉が流行語部門・金賞を受賞した。これがすべての、人にお酒を飲ませるためのジャパニーズ・オリジナルお囃子カルチャー「コール」の誕生であった。

はじめこそ「一気!」のみのシンプルな掛け声であったこの「コール」。やがて「今日もお酒が飲めるのは~、○○さんのおかげです~」という有名なフレーズが発明され、次第に地方別、大学別、サークル別と細分化。20年の時を経た現在、いまや「コール」は、発祥当時からは考えられないほどホットに、そしてバカ&下品度が突き抜けてグレードアップ。狂乱の文化を形成しているのである!!って知ってました?

そんな「コール」を勝手に競技化。日本一を決めるDVD『全日本コール選手権』が先ごろ発売された。精鋭8チームがトーナメントに出場。その頂点を目指し、競い合う。ちなみに勝敗は、審査委員長みうらじゅん氏のまったくの独断で判定される。我々は、本大会で破壊的なインパクトで他サークルを圧倒したチーム「男子寮」(横浜市立大学)のメンバーとの接触に成功。「コール」の奥義について話を伺った。

「まずは相手のペースをまるで無視して、自分の持てるスキルを全力で叩きつけること。そのためにメンバー全員が寝食を供にし、タライに酒を入れて回し飲みをしたり、日夜コールの練習に血道をあげています!ほぼすべてのコールはオリジナルです!!」(「男子寮」リーダー ミウラ君・談)

そのオリジナルコールは「飲め飲め~、揉め揉め~」など、下ネタを連発するもの。ちょいと下品なため本誌では残念ながら自粛させていただくが、詳しくはDVDを参照願いたい。「コール」を卒業し、大人になったR25世代も、その青春の先走りっぷりにいろんな意味で目頭が熱くなること受け合いだ。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト