リュウケンドー、カブト、ボウケンジャー

新番組続々スタートで週6本!特撮人気はバブルか、定着か

2006.02.02 THU

深夜のアニメ放送が市民権を得て久しい今日このごろ。本誌の深夜TV番組表でも、1週間に18本の新作を確認することができます。

本数こそジャパニメーションには及ばないものの、お盛んなのが特撮番組。

その数、実に週6本。

なぜこれほど特撮番組が増えたのか?

「キャラクタービジネスとして玩具やDVD、ゲームなどで利益をあげやすい。番組自体も幼児だけではなく、俳優目当てのお母さんに、かつて特撮に慣れ親しんだお父さんまで家族で楽しむ『ファミリー番組』として視聴者が広がったからだと考えられます」とお答えいただいたのは、『日経エンタテインメント!』の小川仁志編集長。

今年1月には、松竹やおもちゃのタカラなどが手を組み、『魔弾戦記リュウケンドー』で特撮テレビ業界に参入。複雑になりがちな最近の特撮では珍しい単純明快・勧善懲悪のストーリー展開で、どこまでお子様のハートを射抜けるか。

同じく1月には、生誕35周年を迎え、平成シリーズも初期シリーズに並ぶ7作目となった仮面ライダーが、『仮面ライダーカブト』で新参ライバルを迎え撃つ。

さらに今月からは『秘密戦隊ゴレンジャー』より30作の節目にあたるスーパー戦隊『轟轟戦隊ボウケンジャー』がスタート。クルマと冒険をモチーフに、こちらも王道のヒーロードラマが描かれる模様です。

でもこの特撮人気って、ブーム終焉にありがちな乱れ咲きじゃないのかしら?

「いや、むしろ特撮がテレビ番組のひとつとしてしっかり根付いたのだと思います。それには何より作り手側のモチベーションがあがって、ドラマとしての質や地位が向上したことが大きい。ハリウッドでは一流のスタッフや大物俳優が、特撮映画を作っているわけですし。また逆に、日本の優秀なアニメや特撮作品がハリウッドに影響を与えることもありますから」(小川編集長)

深夜アニメ同様、普通のR25世代も特撮を楽しむようになるのかも、ね。

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