「オトナだけのクレしんNIGHT」も開催

なぜクレヨンしんちゃんで大人が号泣するのか?

2006.04.20 THU

3月某日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。この日、オールナイト上映を楽しむためオトナたちが映画館に大挙して詰めかけていた。ほどなく劇場からもれはじめたすすり泣き。きっと感動的な人間ドラマが上映されているに違いない。と思いきや、上映されているのはアニメ『クレヨンしんちゃん』だ。ク、クレヨンしんちゃん!? 実はクレヨンしんちゃんが、“泣ける”とオトナに評判なのだ。毎年「オトナだけのクレしんNIGHT」という深夜0時からオールナイトで3~4本立てで上映するイベントも実施されるほど。

それにしても、クレしんで泣けるって、どういうこと? そこで、早速泣きのポイントを聞きました。

「素直に泣ける作品は『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』と『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』の2本。ポイントは、笑いの中に隠された家族の絆や懐かしさでしょう」(東宝宣伝部・鈴木智恵子さん)

「オトナ帝国」では、夕焼け色に染まるノスタルジックな風景と70年代フォークソングが哀愁を誘う。いつしかストーリーに引き込まれ、心は過去にタイムスリップ。涙腺が緩んでそれ以降はもう…。

でも、クレヨンしんちゃんはそもそも『週刊漫画アクション』というれっきとした青年男性誌の連載からスタートしたマンガ。つまり、あくまで出発点はオトナ向けに作られた「ちょっとHなこども=しんちゃん」だったのだ!

一作目から制作に携わっているシンエイ動画の茂木プロデューサーはこう語る。

「通常子供向けアニメの大人はいい人に描かれがちですが、しんちゃん映画は大人のずるいところやいやらしいところも全部描いています。それが大人がみても納得できる理由だと思います」

最新作『伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』が、4月15日から公開中。この春、オトナのあなたは、クレしん映画で号泣してみては?

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