30歳前後の男にはイタくて泣ける!

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』を読んで熱く走り出せ! ボーイ!

2006.05.11 THU

恋したあのコと付き合えたこともなく、ケンカだって未経験。努力もしなければ、挫折も勝利の喜びさえも知らない。妄想ばかりを繰り返し、気が付けばガチャガチャの制作会社の営業。20代も後半にさしかかっていた…。そんなR25世代にとって、等身大のダメ男・田西敏行の“負け組一歩手前の青春ストーリー”。それが現在、『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載中の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』だ。

片思いの会社の後輩・ちはるちゃんと「はじめてしゃべれた!」と喜び、テレクラへ行けば、会った女に殴られメガネを割られる。営業先で愛想笑いができない。好きなコの前で殴られても一歩も動けない…と、仕事も恋もダメな男の生ナマしさが、毎週R25世代の心に痛いほどに響きまくる。それにしてもなんでこんなにもリアルなんです?? グッときまくりですよ!

「それはやっぱり、田西のモデルはボク自身だからですかね。第一話に出てくる、テレクラで出会った山田花子似の女にブン殴られて、メガネを壊されるエピソードなんて8割体験談ですからね(苦笑)。ボクも田西と同じように昔から全然モテなかったし、恋愛にも暴力にもコンプレックスを持っていますから」(作者・花沢健吾氏)

た、たしかに…、花沢さんって、マンガから出てきたかと思うくらいに田西ソックリです(←メガネも一緒)。で、この後、田西は生まれ変われるんですか?

「今まで壁や挫折から逃げまわってきた彼が、はじめて走ろうと立ち上がりました。でも変われるかどうかは…わかりませんね。その前にボク自身も変わらなきゃって思うし(笑)。とにかく、そんなボクと田西のもがく様を見て、なにかしら心が動いてくれたらうれしいですね」

スタートでもゴールでも、折り返し地点でもない毎日をブラついて、気が付けば30歳一歩手前…というアナタ! 変わるなら今しかない。本書を読んで走り出せ! ボーイズ!

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