コミック版がついに完結! ところで…

超難解ミステリー『デスノート』劇場版の出来ははたして?

2006.06.22 THU

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。」という文字通りの『デスノート』を拾った天才少年・夜神月が、犯罪のない「理想の世界」を創るため、犯罪者を次々と裁いていく。その思い上がった行為を「悪」とみなし、大量殺人犯として捜査を始める名探偵・L。ここに史上最大の頭脳戦が始まった。

そんな筋書きで『週刊少年ジャンプ』に連載され、単行本売上累計1500万部を超えるヒット作となった『デスノート』。今年5月、衝撃の最終回を迎えた本作だが、ブームはまだ終わりそうにない。アニメ化やゲーム化など、他メディアへの展開が発表されているが、もっとも注目を集めているのは劇場版『デスノート』だろう。先週から公開が始まっているが、まだ、未見の方も多いかと思うのでレポートしよう。

なにしろ熱狂的支持を得ているコミックの実写化だけに、ファンの期待と不安は大きい。だが、とりあえず安心してほしい。主演の藤原竜也、松山ケンイチともにハマリ役だと思うし、コミック版のイメージは、実写としてこれ以上はない、といっていいほど保たれている。物語前半は、大筋コミック版に忠実。「凄ぇ、マンガの完全再現だ」という驚きが消えてきたころ、劇場版オリジナルの展開が導入されるのも上手い。確かに前編としては良くできている。

え、前編って何よ? という方もいるかもしれない。じつはこの劇場版『デスノート』、6月に前編、10月に後編公開という異例の試みに挑戦しているのだ。いやがおうにも後編の行方が気になるところだが…。
「後編の内容については、まだお話しできることはありません。ただ、撮影は順調に進んでますので…続報をお待ち下さい!」(劇場版『デスノート』広報担当者)

う~ん、憎いぜ『デスノート』。寸止めで10月まで待て、というのは酷な話だが、後編への期待値はそれだけ高い。7月にはコミック版完結編収録の12巻が発売される。それを穴があくほど読み込みながら、後編を待とうではないか。

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