実在した神父レスラーの泣けるコメディ

『ナチョ・リブレ 覆面の神様』は、男ゴコロにぐっとくる映画だぞっ

2006.10.26 THU

「男ゴコロにぐっとくる映画を友人が観たそうだ」と、某編集者の言葉により急に熱気を帯びたある日の本誌編集会議。

「彼のなかでは『ムトゥ踊るマハラジャ』に匹敵するヒット作だって」との追い打ちコメントに、これはR25読者にも紹介せねばと筆を執った次第なのですが…。うーむ、ポイントは〈男ゴコロにぐっ〉とみた!

その映画は『ナチョ・リブレ 覆面の神様』。修道院育ちで失敗ばかりのダメ男ナチョは、院の孤児たちにおいしい食事を食べさせるために、ルチャ・リブレの覆面レスラーとしてリングに立つ決心をする。ファイトマネーをたっぷり稼いで、名声も手に入れ、あわよくば可愛いシスターの愛もゲットだぜっ、と妄想は膨らむばかりだけれど現実はそう甘くなく…というドタバタ人情コメディだ。

実はこの映画、タイガー・マスクの元ネタといわれるメキシコの伝説的覆面レスラー、フライ・トルメンタの実話がもとになっている。孤児院の運営資金を稼ぐため、また貧しい子供たちに勇気を与えるために戦った神父さんなんだそうな。

“ルチャ・リブレ”とはメキシコプロレスのことで、華麗なる空中戦で見る者を魅了するアクロバティックな格闘技。覆面レスラーが多く、神聖視されているマスクを賭けた試合なども行われるそう。この格闘技自体、かなり男ゴコロにぐっときそうですけれど、この映画の魅力って何だと思います、『週刊プロレス』の佐久間さん?

「ルチャ・リブレの魅力は正義と悪の戦いということ。ダメ男のナチョが悪人に勝った時の爽快感がいい。また自分の正体を明かさずに覆面を被り、子供たちのために奮闘するというのもちょっと悲哀が感じられますし。自分がナチョの立場になったら、と考えたりするのは男ゴコロにぐっとくるのでは」(編集次長・佐久間さん)

コメディだけれど、しっかり男気も感じさせる本作。ぐっときた人は映画館へGO!


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