アカデミックな農大コミック

『もやしもん』から菌の偉大さを実感しよう!!

2006.11.02 THU

もし、菌を目で見ることができたら、そこにはどんな世界が広がっていると思いますか? そんな非現実的ながら、ちょっと不思議な世界を垣間見られるのが『イブニング』で連載中の漫画『もやしもん』です。と~っても変なマンガなんですが、これがオモロイ!

 主人公の沢木直保は某農大に通う大学生なんですが、特技は“菌を見ることができる”こと! つまり、ヨーグルトについている乳酸菌が見えるし、味噌についている麹菌を見ることができるんです。しかも、その菌がかわいいキャラクターで表現されているので親近感が湧いてきます。“菌”という、なんとなく怖いイメージが吹き飛ぶこと間違いなし。

 さらに! 普通に生活しているだけでは、菌について考えることなんてほとんどないですが、我々の生活に菌がどれだけ重要な役割を果たしているのかということをこの漫画は教えてくれるのです。チーズの菌、日本酒の菌などの菌から食文化への興味をかき立てられたり、風邪の菌、水虫の菌など、これらの菌からは病気問題に関心を持つことができたりと、菌を通じて様々なお勉強ができちゃうんです。

 それにしても、なぜ“菌”という渋いテーマで漫画を書こうと思ったんでしょうか。著者の石川雅之さんにお話を伺ってみました。

「農大に興味を持ったのは、なんとなくなんですよ。僕が大阪府立大学農学部(当時)の近くに住んでいたんです。そして、たまたま担当編集者さんも近所に東京農業大学があって、雑談のなかで、府大では馬が歩いているとか、東農大では大根を持って踊るのが面白いとか、何か盛り上がって見に行ったのがきっかけですかね」

 こうして誕生してしまった学園漫画を読んで、人間が菌とともに生きていることを実感しちゃいましょう。でも、菌が実際に見えたら部屋は左のコマのようになっているはず…。とりあえず、掃除しよっと。


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