少年時代から勝てなかったので…

将棋のコツと上達法をプロ七段に教わってきた!

2008.02.07 THU



撮影協力/日本将棋連盟(www.shogi.or.jp/)
ぼくらが子供の頃は、大体どこの家にも将棋盤があって、親兄弟や友達と一戦交える機会が結構あった。ゲーム好きな少年だった筆者だが、将棋に関しては攻め方も守り方もわからず負けてばかり…というか勝った記憶がマジでない。思い出すと悔しいんですが、そもそも将棋ってどうやったら強くなれるの? プロ棋士の飯野健二七段に聞いてみました。

「将棋は相手がどう動くかによって常に状況が変わるゲームなので、同じ局面というのは2度とありません。重要なのは相手の考えを読む力と、柔軟な発想力です。ただ、初心者やアマ同士の対局では、王をいかに詰ませるかの“終盤力”で勝負が決まるケースが多いので、まずはパズル感覚で“詰将棋”を楽しむのが効果的ですね」

なんとなく、パターンをたくさん暗記してる人が強いイメージがありますが?

「定跡を覚えれば有利ですし、先人が残した棋譜を読み込むことで強くなれるのは確かです。ビギナーなら、まず初歩的なコツだけ覚えて戦ってみるといいですよ」

そう言って飯野七段が授けてくれたコツは、(1)王と飛車は逆サイドに置く(飛車で攻めても守備が薄くならない)。(2)金銀3枚で王を囲む(金2枚と銀1枚で王を囲むと守りやすい)。ふむふむ。せっかくなので、実際に試させてもらっていいですか?

早速、教わった通りに陣形を整える筆者に対して、序盤から容赦なく襲い掛かる飯野七段の「歩」と「飛車」。たった2枚の駒の圧力が尋常じゃなく、自陣に釘付けのまま僅か40手で王の逃げ場がなくなりました…。こ、これじゃ昔と一緒なんですが。

「初心者としてはよく保った方だと思いますよ(笑)。本来の指導対局は、相手の棋力が伸びるように導きながら指すんです。本当に強くなりたいなら、近所の道場に通ってプロに教わるのが一番いいですね」

獅子に狩られる兎の気分になったけど、これほど脳を回転させたことって、最近なかったかも。頭の体操がてら、町の道場に飛び込んでみようかな?


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