いまや射撃もデジタル化!?

小沢仁志さんとデジタル射撃で対決してきた

2007.10.26 FRI


現在、デジタル射撃が体験できるのは、ここ目黒区立中央体育館も含めて日本で8カ所(都内はここだけ)。余談ですが、僕が使った銃の本体は「ワルサー」でした
「パーン!」「パーン!」

目黒の閑静な住宅街の中にある体育館に突如、響き渡る銃声。並び立つ男ふたりがピストルのトリガーを引くたび、乾いた着弾音が静寂を破る。

一体コレ、何をしているかというと、弾丸の代わりに赤外線レーザーを撃つ“弾の出ないピストル射撃”、通称『デジタル・シューティング』。今年の秋田国体から射撃の正式種目になった、注目の競技なのだ。

そして、写真手前のグラサン&キャップのお方は、ヤクザやギャング役などでおなじみの俳優、小沢仁志さん。

デジタル射撃の存在を知った筆者が、編集部に体験取材の企画を出したところ、「どうせやるなら、ピストルの得意そうな俳優と…そうだ、Vシネ四天王の一人、小沢仁志さんと対決してこい!」というムチャクチャな指令が飛び、こういった事態に。

そんなワケで体験当日。

「小沢さん、今回はいちおう対決ということでお願いできればと思うんですけど…」

「ああ、いいよ(超低音ボイス)」

なんか機嫌悪そうなんですけど…。

スタッフさんから説明を受け、お互い試し撃ちを10発程度したのちに、10発限定の特別ルール(通常の競技は70分以内で男子60発)で、いざ勝負! …も、なかなか的に当たらない(汗)。まず、10m先の的(標的装置)に照準を合わせるのが難しいし、照準が定まるまでピストルを持っているだけで、恥ずかしながら、腕がプルプル…。

結局、筆者も小沢さんも10発中4発ずつしか的を捉えられずに対決終了。

小沢さんに感想を聞いてみた。

「いやぁ、これは難しいね。俺らは普段、撮影で空砲を使うんだけど、撮影だとフレームの中に火花を入れなきゃいけないから、撃った反動でフレームの外に出ないように、銃を力で下に押さえて撃つワケさ。そこへいくと、このデジタルピストルのトリガーはすごいセンシティブでしょ。呼吸ひとつ、筋肉の動きひとつで、微妙に変わってくる。奥が深いよ。二日酔いの俺にはしんどかったね(苦笑)」

なんと、小沢さん、二日酔いで前日2時間しか寝ていなかったことが判明。そりゃ機嫌悪くもなりますよね…。

取材に立ち会っていただいた、東京都ライフル射撃協会理事・神原康幸さんはデジタル射撃の魅力をこう語る。

「簡単にパンパンパンって撃つ競技ではないし、かなり忍耐力、持久力を必要としますから、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。ただ、デジタルピストルはまだ競技人口が少ないですから、一般の方が国体を目指すには、もしかしたら、かなり近道かもしれないですよ」

オリンピック正式種目になるその日を目指して、今から頑張ってみる?

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